健保のしくみ

健康保険に加入する人

社会保険の適用事業所に採用され、一定の基準を満たす方は、健康保険の「被保険者」となります。
その家族として健康保険に加入する方を「被扶養者」といいます。

本人は「被保険者」として加入します

健康保険に加入している本人を「被保険者」といいます。健康保険が適用される会社に働く方は、パートタイマーなど労働条件が一定の基準を満たさない場合を除き、会社や本人の意思にかかわらず、だれもが被保険者になります。

健康保険の資格は、就職した日に取得し、退職または死亡した日の翌日に資格を喪失します。また、75歳になるなど後期高齢者医療制度の被保険者になった場合は、在職中で一定の基準を満たしていても健康保険の被保険者の資格を失います。

退職すると資格は失いますが、引続き健康保険組合に加入したい場合、一定の条件を満たしていれば、「任意継続被保険者」として、最長2年間加入することができます。

健康保険では、被保険者に扶養されている家族にも保険給付を行います。この家族のことを「被扶養者」といいます。被扶養者となるためには一定の条件を満たしていることが必要で、扶養の事実が発生した日から5日以内に申請して、健康保険組合の認定を得なければなりません。

被扶養者の資格は、被保険者からの申請に基づいて健康保険組合が審査し、認定された日に取得し、被扶養者としての条件を満たさなくなると判明した日や、就職によって就労された会社で被保険者資格を取得した日で扶養から外れる手続きを行います。