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日通 環境回復への輸送開始

2003年03月28日

-香川県豊島の廃棄物専用船およびコンテナ・トラックの運用開始-

 当社は、香川県小豆郡豊島にある産業廃棄物等を、香川郡直島へ収集運搬する業務を香川県殿より受託しました。当社では、この輸送に、新たに専用の船舶と専用車両等を導入し、円滑で安全な作業を目指します。
 この事業は、豊島にある推定約67万トンといわれる産業廃棄物等を、香川県殿が事業主体となって香川郡直島に建設されている中間処理施設まで海上輸送し、焼却溶融化のうえ、無害化する事業です。
 当社では、この事業に社内でプロジェクトチームを発足させ、香川県殿が実施された海上輸送計画策定のためのヒアリングに参加し、今回の輸送計画に様々な提案をおこない、昨年3月の一般競争入札の結果、落札したものです。
 当社は、この海上輸送のため、「太陽」と命名した日本初の特別管理廃棄物運搬船(専用RO-RO船、船主:日本海運株式会社)を建造しました。この船は安全航行に関する各種の機器を備え、GMDSS(注1)対応など環境と安全に配慮した性能を有しています。また、ISMコード(注2)を取得し、船舶管理の徹底を図るとともに、運用面では運行管理規程を策定するなど、万全を期しています。
 また、廃棄物を輸送する容器についても、水密性と防錆対策を施した天蓋付き専用コンテナを新たに作成しました。このコンテナは、ISO規格に則して製造し、CSC認定(注3)を受けた安全性重視の構造で、天蓋・後扉の開閉も運転席から遠隔操作ができ、1基あたり約8.5トンを運びます。これを新規に導入した38台の専用車両に積載し、収集場所から処理施設まで積み替えること無く輸送します。さらに豊島・直島には事業所を設け、安全な輸送の実施に向け管理体制をとります。処理事業は、4月中旬の開始が予定されており、本格稼動となる8月には、1日あたり300トンを輸送する計画です。
 当社では、全国100の自治体で産業廃棄物収集運搬の許可を取得しており、これまでも様々な廃棄物輸送に取り組んできましたが、今後も「“美しい地球”を未来へ」をキーワードに、より一層環境問題への取り組みを強化してまいります。

以上

(注1) 船舶設備規定による「全世界的な海上における遭難安全システム」
(注2) 船舶の安全航行および汚染防止のための国際管理コード
(注3) コンテナ安全条約に基づいた「国際コンテナ輸送に関する条約」