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日通 国内航空貨物情報システム「SPEED」をバージョンアップ

2003年07月04日

二次元コードの導入、トレース情報のリアル化を実現

 当社では、国内航空貨物システム「SPEED」をバージョンアップさせ、より高度なお客様ニーズに対応できるシステムといたしました。

 この「SPEED」は、1999年4月に全面稼動し、その後さまざまなお客様の案件を取り込むためのシステム改善を行い、現在に至っています。その中で、「SPEED」の中枢であるドライバー携帯端末機に対する要望が拡大していたため、2002年9月に、プロジェクトチームを立ち上げ、「新ドライバー携帯端末システム」の構築に着手、2003年5月一部で試行的に導入、7月には全国で6,000台強を新規に導入し、本格稼動することといたしました。

 今次システムの第1の特長は、国内航空貨物に貼付する行先ラベルに二次元コード(QRコード)を採用していることがあります。従来の一次元バーコードは、印字スペースの関係から22桁の表示にとどまっており、最低限必要な情報だけしか保持することができないため、不足しているデータはドライバーの手入力により補っておりましたが、二次元コードの採用により、200桁以上の情報を保持することができ、配達指定日、時間内配達、品代金のほか、お客様の注意事項などより精度の高い情報処理が可能となるとともに、ドライバーへの負担も軽減することができるようになりました。
 また、指定日のある貨物を指定日以外の日に持ち出した場合、積み込み入力時に「警告メッセージ」を画面上で表示する、二次元コードの特性を活かした「照合システム」も開発いたしました。
 
 2つ目の大きな特長は、リアルタイム送受信機能を搭載した点です。従来の国内航空貨物のドライバー端末では、集荷情報や配達完了情報の登録をリアルタイムに行っているにもかかわらず、営業店に戻らなければ送信できないため、ホストコンピュータへの反映には時間的なズレが生じておりましたが、今回のシステム導入により、最短で15分後には当社のホームページ上で追跡照会が可能となりました。
 
 将来的には、集荷・再配達指示システムの構築も目指しております。各営業店に「電話受付システム」を導入し、ドライバー携帯端末システムと連動させ、ドライバー携帯端末機へ集荷依頼情報および再配達依頼情報を配信し、お客様サービスのさらなる向上を目指していきます。

 これらお客様に対する高次元なサービス提供ばかりではなく、ドライバー毎の実績管理、営業マン毎の実績管理などの資料、数量に応じた適正車両台数や、適正作業人員の割り出しなども可能となり、業務の全体最適化、お客様満足度の向上、リードタイムの短縮などを同時に実現するサプライチェーン・マネージメント手法が導入できる環境の構築も目指してまいります。

以上