ニュースリリース

日通総研 物流短観2003年12月調査分を発表

2004年01月29日

 当社のシンクタンク子会社である株式会社日通総合研究所(井手高吉社長)は、企業物流短期動向調査『日通総研短観』2003年12月調査分を発表しました。

調査結果の要旨
  2003年10~12月実績(見込み)の国内向け出荷量『荷動き指数』は+7で、前期(7~9月)より9ポイント改善してプラスに転じた。しかし、2004年1~3月見通しの『荷動き指数』は4ポイント低下して+3となる。そのため、荷動きは拡大方向にあるものの、いまひとつ安定性を欠く動きとなっている。
  2003年10~12月実績(見込み)の輸出入貨物『荷動き指数』は、外貿コンテナでは輸出入とも前期(7~9月)から10ポイント前後上昇して拡大基調を強めており、国際航空の輸出入もプラスに転じた。2004年1~3月見通しでは、外貿コンテナは引き続き堅調な荷動きが期待されるが、国際航空ではプラス幅が縮小し、荷動き拡大基調はやや弱まると見込まれる。
  特別積合せトラック、鉄道コンテナでは、緩やかながらも利用拡大が期待されるが、一般トラック、宅配便では利用拡大の動きは停滞し、内航コンテナ、国内航空では利用の減退が続くと見られる。

以上