ニュースリリース

日通 納品伝票回収の追跡管理システム「Navi-Return」を開始

2005年10月06日

 当社は、航空事業部において、トータルロジスティクスサービスの一環として各メーカー企業様の物流に伴う納品伝票回収を追跡管理する情報システム「Navi-Return(ナビリターン)」を開発し、10月からサービスを開始します。
 製品や部品の物流では、荷物や運送送り状に添付される納品伝票の一部を配達先から回収する作業が多くありますが、回収自体が滞ったり、回収が遅延したりすることが課題となっています。これにより、発送側のメーカー企業様では、販売代金の請求に支障をきたし、キャッシュフローに影響を及ぼすような状況も懸念されています。
 当社の新システム「Navi-Return」は、出荷された商品の納品伝票番号データを取り込み、配達店での回収済入力や発送店での返送受付入力を行うことにより、回収状態を一目でチェックできるようにしています。
 さらに、回収完了済データを各メーカー企業様の納品伝票管理システムにインポートすることで、各社様ごとに独自で行われている入力オペレーション業務の効率化や簡素化を図り、回収に掛かる管理コストの削減も可能となります。
 このシステムは、従来、国際輸送部門が運用する遠隔在庫管理システム「REWARDS(リワーズ)」を活用してカスタマイズしたものであり、国際・国内の情報システム共有、国内輸送を連携させることで、海外からの納品代行も可能となる一貫したグローバルロジスティクスサービスも提供できます。
 当社は、今後も物流情報システムの開発を推進し、トータルロジスティクスサービスの充実化を図って、お客様のサプライチェーンマネジメント構築をサポートしてまいります。

以上