日本通運 日本通運

  1. 日通トップ  >  ニュースリリース一覧(2007年)  >  日通総研 「2007・2008年度の経済と貨物輸送の見通し」を発表

日通総研 「2007・2008年度の経済と貨物輸送の見通し」を発表

2007年12月17日

~ 2008年度の国内貨物輸送量は0.3%減、9年連続のマイナスに ~

 株式会社日通総合研究所(社長:林 勝利)は、「2007・2008年度の経済と貨物輸送の見通し」を発表しました。

◇経済
  世界経済は、原油をはじめとする原材料価格の高騰に加え、サブプライム問題といったリスク要因を抱えて、
先行き不透明感が高まっており、経済の拡大テンポも2006年の4.4%の後、2007年4.2%、2008年3.9%と
徐々に鈍化する。もっとも、中国をはじめとする新興国経済の旺盛な内需の基調には大きな変化はなく、
米欧経済の減速を補う形で、世界経済の拡大に向けての動きを支えることになる。
  2008年度の日本経済は、設備投資に堅調な伸びが見込まれ、前年度大きく落ち込んだ住宅投資も プラス
成長に戻すほか、米国経済が2008年央には減速局面を脱することから、わが国の輸出の増勢鈍化も深刻な
ものには至らないため、2.1%の成長が見込まれる。
     
◇国内貨物輸送
  2008年度の総輸送量は、0.3%減とマイナス幅は縮小するものの9年連続の減少になる。消費関連貨物は、
個人消費が伸び悩むなかで0.2%の小幅な増加がせいぜいである。生産関連貨物は、一般機械や化学製品
が引き続き増加するほか、前年度の減少の反動から鉄鋼にプラスが見込めることなどもあって1.0%増と増
加率は拡大する。建設関連貨物は、公共投資が低迷する一方で、住宅投資の増加を受けて小幅な減少にと
どまる。
     
◇国際貨物輸送
  2008年度の外貿コンテナ貨物(主要9港)の輸出は、着実な拡大基調を辿る世界経済を反映し、4.4%増とな
る。輸入は、設備投資の伸びの拡大に伴い機械機器が増大するが、個人消費の伸び悩みを受けて消費財
に力強さが見込めず、2.8%増にとどまる。
  2008年度の国際航空の輸出は、IT・デジタル製品の在庫調整の影響の一巡に伴いアジア線を中心に増加
基調を辿ることから、4.9%の堅調な増加が見込まれる。輸入は、機械機器類などのドライ貨物は底堅さを示
す一方で、生鮮貨物をはじめとする消費財には回復に期待がもてないことから、0.3%減とプラスに転ずるま
でには至らない。

以上