ニュースリリース

シーエヌジェイ・ワールド・ロジスティクス、三菱自動車工業のオランダ向け部品輸送を受注

2008年7月23日

 当社と中国海運日本株式会社(以下、中国海運日本)の合弁会社であるシーエヌジェイ・ワールド・ロジスティクス株式会社(2007年10月設立、社長:清水道也、以下、CNJワールド・ロジスティクス)は、今般、三菱自動車工業株式会社殿が、同社のSUV「アウトランダー」の欧州向け車両の生産をオランダ工場に移管するのに伴い、同工場向けの部品輸送を受注、本年6月より輸送業務を開始しました。
 三菱自動車工業殿は、欧州向け「アウトランダー」の生産を、同社のオランダ生産子会社である「ネザーランズ・カー・ビー・ブイ」のボーン工場に移管し、本年8月より生産を開始します。
 これに伴い、生産に必要な部品輸送を、日本からオランダまで海上コンテナで輸送することになり、海上輸送については、CNJワールド・ロジスティクス(以下、CNJ)が担当します。
 CNJワールド・ロジスティクスは、当社と中国海運日本が出資し、当社の持つグローバルロジスティクスのノウハウと中国海運日本の持つ安定的な海上輸送力により、グローバルに展開する顧客の利便性を高め、付加価値の高いサービスを提供することを目的に設立された会社であり、三菱自動車工業殿からも、この点が高く評価され、受注にいたりました。

 本輸送は、水島港を出港後、神原汽船の日中サービスを利用し、中国の寧波港でトランシップされ、そこで、中国海運の欧州サービス船に接続いたします。オランダロッテルダム港で取りおろされますが、同港からオランダ工場の近郊まではバージによる水上輸送サービスを利用します。
 今回の輸送については、当社と中国海運日本による輸送管理システムにより、工場納品まで「見える化」を実現いたしました。
 また、当社と中国海運日本のネットワークを活用し、悪天候などの万が一の事態にも対応できる体制を整え、生産ラインへの影響を最小限にすることも可能となりました。
 なお、本業務による月間コンテナ取扱い数量は、400本(40フィートコンテナ換算)を予定しています。
 当社は、これからもお客様のSCMを的確にサポートするため、あらゆる輸送モードを活用して、ご要望に応えてまいります。

以上