2009年1月20日
当社は、昨年12月より日本発ロシア向け貨物において、ロシア日本通運合同会社を活用した自社による一貫航空貨物輸送サービスを開始いたしました。
これまで代理店に全て委託していた混載貨物仕分業務及び到着案内業務をロシア日通にて実施し、上屋内作業を除き完全自社化。従来よりも1日早い貨物到着案内ならびに輸入通関の申告が可能となりました。さらにこれまで受託できなかった運賃着払い貨物の取り扱いも開始するなど、大幅にサービスレベルを向上させ、より広い顧客ニーズにお応えするとともに、ロシア日通での作業実施により受託から配達完了までの貨物トレースが可能となり「見える化」を実現いたしました。
また、モスクワ・シェレメチボ空港内で最も設備が整っており、監視カメラによるセキュリティー体制も充実した第二ターミナルの貨物上屋での作業により、高品質な貨物ハンドリングを実現しております。
ロシアはBRICs新興諸国の一つとして、豊富な地下資源を背景に急速な経済発展を続けており、急激な世界景気の減退により一時的な停滞は見られるものの、消費地としてだけでなく、多くの日系企業が生産拠点設立を計画するなど、国際貨物市場としても今後も大いに期待できる地域です。
今後もさらに高度化するお客様のニーズにお応えするべく、更なる幅広い輸送商品の提供とサービスの向上に努めてまいります。
以上
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