ニュースリリース

日通、欧州でのAEO資格取得を積極的に推進

2009年4月10日

 当社の現地法人であるイタリア日本通運(社長:香山健一)は、この度、通関手続きが優遇されるEUの認可事業者(AEO:Authorized Economic Operators)の資格を取得しました。これにより、オランダ日本通運、アイルランド日本通運に続き、欧州の日通グループで三社が認可事業者となりました。

 イタリア日通は、1986年にミラノに設立、北部トリノ、南部ローマ、そして中部トスカーナ地方の中心都市フローレンスに拠点を持ち、日系フォワーダー最大のネットワークによる積極的な事業展開を進めるとともに、ミラノでは輸出・輸入と関連したトータルロジスティクスサービスを提供しております。このほど取得した資格は、「税関手続きの簡素化とセキュリティ・安全性の両方の優遇措置の適用」を受けられる資格(AEOF:Authorized Economic Operators、Full)であり、通関やセキュリティに関する日通グループの品質がイタリアに於いても認められたものです。

 AEO制度は、安全な国際的サプライチェーンを保証するEUの施策の一環として導入されました。資格の取得により、グローバル化の進展とともに高度化するお客様ニーズにより迅速かつ円滑に対応することが可能になります。お客様に満足いただける高品質なロジスティクスサービスを提供するため、欧州の日通グループ各社はAEO資格の取得を目指し今後も積極的に取り組んでまいります。

以上