ニュースリリース

日通、上越市に「直江津CFS」を開設

2010年10月18日

 当社は、2010年9月から京浜港積み定期海上混載サービスの国内荷受地の一つとして、新潟県上越市の直江津港に「直江津CFS」を開設いたしました。

「直江津CFS」は日本海に面した国際港である直江津港内に位置し、上越市を中心とした新潟県南部と長野県北部を含む、上信越地域における輸出混載貨物を集積します。「直江津CFS」に集まった貨物は、当社国内ネットワークを利用して、京浜港(東京・横浜)まで転送され、京浜港より当社の国際複合一貫輸送サービス「アローインターナショナル」によって世界各地へ輸送されることになります。また、当CFSを活用して、直江津港からも韓国、中国などアジア地域へのダイレクト混載サービスの展開を図ってまいります。

従来、上信越地域から出荷される混載貨物は、韓国向けを除いてお客様手配で京浜港等へトラック輸送し、船積みを行っておりましたが、今般の「直江津CFS」開設により、貨物の集積が容易になり、リードタイムの短縮が可能となりました。また、国内輸送費と海上運賃をセットにしたわかりやすいパッケージ料金設定で、お客様にとってトータル物流コストの把握が容易になります。さらに、お客様のご要望に応じて、集荷や梱包などの付帯サービスもご利用いただくことができます。

当社では、今後も地方CFSの整備を進めていくことで、世界各国向け海上混載サービスのさらなる拡充とお客様の利便性向上を図り、多様化する物流ニーズにお応えしてまいります。

以上

<直江津CFS 概要>
日本通運株式会社 直江津支店
新潟県上越市黒井添2922番地

写真:直江津CFS