ニュースリリース

日通、伊豆の国市「日通の森」で新社員研修の一環として森林育成活動を実施

2014年5月2日

 当社は、4月4日、10日、静岡県伊豆の国市にある日通の森で、2014年度新社員142名による森林育成活動を行いました。
 当社では、2012年から環境教育を新社員教育プログラムに取り込み、通算515名の新社員が、この活動を体験して各職場に旅立っています。

 物流業は、軽油や重油等を燃料とする自動車、航空機、船舶を利用して業務を行なうため、二酸化炭素などの温室効果ガスを大量に排出しています。このような現実を新社員が直視し、環境への配慮や低炭素社会の実現に積極的に取り組んでいくことが企業の社会的責任でもあるということを理解するため、当社では、2012年の新社員研修から環境教育を始めました。その中でも森林育成活動は、実体験を通じて地球温暖化の防止や生物多様性の保全の大切さを学ぶため、新社員研修における環境教育の集大成として行なっています。

 日通の森では、伊豆の国市の森林組合の方々から指導を受けながら、全員でのこぎりを持ち森林の間伐を行ないました。きれいに整備された実習場所を見て、新社員からは「物流業という特性上、少なからず二酸化炭素を排出している。そのことを放置せず、二酸化炭素を吸収してくれる森林育成活動を実施することの大切さを学んだ」などのたくさんの前向きな感想が聞かれました。間伐作業の最後には、初心を忘れずに日々成長していけるよう思いを込めて「ソメイヨシノ」の苗を記念に植樹し、研修を締めくくりました。

 当社は、静岡県伊豆の国市のほか、鳥取県日南町と山形県飯豊町にも「日通の森」を設け、それぞれの森で年2回以上の森林育成活動を行っています。山形県飯豊町では、2014年3月に、初めて冬季の森林育成活動を実施しました。当社は今後も、環境保全の取り組みを積極的に行い、企業の社会的責任を果たしてまいります。

のこぎりを使い間伐している様子

間伐が終わった「日通の森」

ソメイヨシノを記念植樹

 

以上