ニュースリリース

マレーシア鉄道公社総裁が日通本社を訪問

2014年11月05日

 マレーシア鉄道公社(以下、KTMB)のナワウィ総裁及び関係者が、10月24日、当社本社ビル(東京都港区)を訪問しました。

 KTMB関係者は、UIC(Union Internationale des Chemins de Fer:国際鉄道連合)会議参加のため来日し、これにあわせ日本国内の鉄道関連施設の視察を行いました。
 一行は、東京貨物ターミナルにおいて通運事業の最前線を視察後、当社本社において通運事業の概要と鉄道貨物輸送について幅広く意見交換を行いました。
 マレーシア鉄道公社は、マレーシア国鉄から鉄道事業を受け継いだマレーシア国内の主要鉄道会社で、旅客輸送、貨物輸送を主として4つの事業を行っており、鉄道事業の近代化に取り組んでいます。

 当社は2013年12月より、日系企業として初めて、タイ・バンコク-マレーシア・クアラルンプール間、1,600kmを結ぶクロスボーダー国際鉄道貨物輸送サービス「BK1600」を展開しています。このサービスはタイ国鉄、マレーシア鉄道公社、当社の3者が共同で開発した専用列車で、40フィートコンテナを最大27本積載することができ、同区間を60時間で運行しています。
 また、同じ数のコンテナをトラック輸送する場合と比較するとCO2排出量は約40%削減(日通総合研究所による試算)することができる環境にやさしい輸送サービスです。

 当社は、今後も国内外で顧客ニーズにあった物流サービスの開発と低炭素型のサプライチェーンの構築に取り組んでまいります。

以上