2015年4月22日
当社は、2014年度の鉄道コンテナ取扱い実績を取りまとめました。
実績 | 前同 | 伸長率 | |
鉄道コンテナ取扱個数 | 1,907,784個 | 1,979,916個 | ▲3.6% |
◇概 況
取扱個数 | : | 上半期940,548個 下半期967,236個 |
伸長率▲0.8% 伸長率▲6.2% |
2014年度の発送個数は、年度を通じて北海道地区の農産物関係や、東北地区の米の輸送が好調だったほか、清涼飲料水の輸送も堅調に推移しました。しかし、自動車関連部品の現地調達化の進展や国内需要の落ち込みにより、大幅に減送となりました。
期別では、上半期の発送個数は、災害廃棄物の輸送終了もあり前同比で微減となり、下半期についても、大型台風による東海道本線の土砂流入の影響や、昨年の消費増税需要の反動減により前同比で減送となりました。
年度実績としては、1,907,784個、前年比▲72,132個、伸長率▲3.6%と前年実績を下回りました。しかし、鉄道貨物輸送を取り巻く環境は、トラックの運転手不足と、トラック運賃騰勢による輸送力確保への不安や、お客様の輸送コスト負担増に対する懸念への受け皿として、鉄道貨物輸送へのモーダルシフトの気運は高まっております。全国通運連盟の「鉄道コンテナお試しキャンペーン」の実績においては、件数、個数ともに前年の約3割増となりました。今年度は、このモーダルシフトのフォローの風を十分に受け止め拡販に繋げてまいります。
また、お客様へのサービスを高めていく取組みとして、コンテナ位置情報やオーダー情報などを提供している「鉄道コンテナNAVI」の更なる高機能化を実施し、顧客満足度向上へ強化を図ってまいります。
◇2015年度鉄道コンテナ取扱目標個数 :200万個(対前年+3.0%)
以上