ニュースリリース

タイ日通、レムチャバンヘビーイクイップメントロジスティクスセンターを竣工

2015年12月25日

~自動車用鋼材など、重量品専用倉庫として運用~

 当社の現地法人タイ日本通運株式会社(社長:榎田 弘以下、タイ日通)は、タイ中部チョンブリー県に「レムチャバンヘビーイクイップメントロジスティクスセンター」(以下、LHELC)を建設、12月17日竣工しました。

(レムチャバンヘビーイクイップメントロジスティクスセンター)

【新倉庫建設の背景・目的】

 タイは、多くの自動車産業が進出しており、その進出に伴い鋼材メーカーも進出しています。タイでの自動車生産は今後さらに増えることが見込まれており、鋼材をはじめ重量品の原料の保管、工場への配送などの物流業務の需要も高まることが予想されます。
 この度、竣工したLHELC周辺には多数の工業団地があり、タイ国内でも有数の製造業の集積地です。また、レムチャバン港からは5kmという好立地と工業地域へのアクセスの良さを生かし、輸入原料の保管から配送、製品の輸送まで一貫した物流サービスを提供します。

【新倉庫の概要】

 LHELCの重量品倉庫には、スチールコイルや鋼材の保管のため、30トンクレーン、20トンクレーンをそれぞれ1基ずつ設備しました。
 タイ日通では、約30台の重量品専用車両を保有しており、新施設ではこの専用車両基地としても活用し、保管施設と一体運用して、オペレーションの効率化を図ってまいります。

名 称 レムチャバン ヘビーイクイップメント ロジスティクスセンター
(Laemchabang Heavy Equipment Logistics Center)
所在地 151/1 Moo 9, T.Tungsukla, A.Sriracha, Chonburi 20230 Thailand
敷地面積 14,355m2
  1. 重量品運搬車両駐車場 6,355m2
  2. 重量品倉庫 2,816m2(敷地8,000m2
    床過重 15t/m2
    クレーン2基 (30t 一基/ 20t 一基)
  3. 事務所 180m2

 タイ日通では、AEC統合を目前に域内の経済活性化が期待される中、レムチャバンロジスティクスセンターをクロスボーダー陸路輸送商品と組み合わせた、多目的な集約拠点倉庫としても活用してまいります。

以上