ニュースリリース

日通、中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送サービスで混載貨物の受託を開始

~少量貨物にも「第3の輸送モード」を提供。日通グループによるドア・ツー・ドア一貫輸送サービスを拡充~

 当社の現地法人日通国際物流(中国)有限公司(董事長:杉山龍雄)と欧州日本通運有限会社(社長:小渕雄二)は、中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送サービスに、混載輸送商品を追加し、7月27日から販売を開始します。

【ルート図】

20160726-1.jpg

 中国側は武漢、欧州側はドイツ・デュイスブルグを起点に、コンテナ1本に満たない複数のお客様の荷物を日通がまとめて鉄道で輸送、中国・欧州の各都市までは日通グループのトラック輸送網で責任を持って配送します。少量の貨物を早く・安く送りたいお客様のご要望に、複数の輸送モードを組み合わせた日通の総合力でお応えします。
 当社では中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送を、航空輸送と海上輸送の中間に位置する「第3の輸送モード」として、新商品の開発に取り組んでいます。

【当サービスの特徴】

(共通の特徴)

(中国発の特徴)

(欧州発の特徴)

【商品開発の背景】

【輸送スケジュール】

20160726-2.jpg

【比較表】

輸送モード コスト リードタイム
航空輸送(混載) 鉄道(混載)の1.5~3倍 4~5日間
鉄道輸送(混載) 1 18~21日間
海上輸送(混載) 鉄道(混載)の4割程度 37~55日間
  1. ※1Rail Waybill:鉄道輸送事業者または利用運送事業者が発行する鉄道貨物の運送状のこと。
  2. ※2CFS:コンテナフレートステーションの略。輸出される貨物の荷受け、行き先別の仕分け、コンテナ詰めをしたり、輸入された混載貨物を仕分けて配送したりするまで手続きや作業が行われる。(日経文庫『ロジスティクス用語辞典』より)