ニュースリリース

マレーシア日通、倉庫のハラール認証を取得

~運送と合わせて幅広くサポート~

当社の現地法人、マレーシア日本通運株式会社(社長:早瀨彰哉 以下、マレーシア日通)は、5月16日を発効日として、マレーシア政府の認証機関であるマレーシアイスラム開発局(以下、JAKIM)から倉庫に関するハラール認証(MS2400-2)を取得しました。

マレーシア国内ではハラールについて、2013年7月、世界で初めて物流に関する認証基準であるMS2400-1(運送)とMS2400-2(倉庫)が制定され、JAKIMによって認証の受付が開始されました。

マレーシア日通は、2014年12月に日系物流企業として初めてMS2400-1(運送)を取得し、マレーシア国内のハラール運送の受託を開始したほか、2015年6月に世界最大のハラール機内食メーカーである「ブラヒム社」との業務提携契約を締結し、国内・国際運送に積極的に取り組んできました。また、2016年10月にはトラック・貨物用コンテナの宗教洗浄(※1)を自社で行う事が可能となる認証を受けました。

日本国内でも、JAKIMの相互認証機関である日本ハラール協会から2016年1月に倉庫、同年2月には運送のハラール認証を取得しております。今回のマレーシアにおける倉庫に関するハラール認証の取得により、マレーシアと日本の発着地を日本通運グループが全てサポートするハラール一貫輸送体制を実現しました。同時に、マレーシア国内でも運送と合わせてハラール製品のサプライチェーン全体を幅広くサポートすることが可能となります。

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(クランロジスティクスセンター 外観)

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(倉庫内)

当社は、ますます成長するイスラム市場へ進出するお客様のサプライチェーンをグローバルにサポートすることで、「物流を通して社会に貢献」してまいります。

【取得拠点】
名称 マレーシア日本通運株式会社 クランロジスティクスセンター
(Nippon Express (Malaysia) Sdn. Bhd. Klang Logistics Center)
住所 LOT 6082, JALAN HAJI ABDUL MANAN 1,
5 1/2 MILE OFF JALAN MERU 41050 KLANG, SELANGOR, MALAYSIA
電話番号 +60-35-521-6050
面積 総延床面積 約23,000m2

※1 宗教洗浄:ハラール食品にとって不浄な状態(豚や豚派生商品を取り扱った場所など)を清浄することをいう。輸送の際には、予めトラックや貨物用コンテナをJAKIMの規則に従って洗浄し、清浄な状態にしなければならない。

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(日本通運のハラール物流ロゴ)
日本通運は、ハラール物流を実施している象徴としてロゴマークを作成しました。
ハラール貨物の識別や、お客様への認知活動に使用いたします。