日通野球部 最新情報

値千金、代打・福田タイムリー 強豪・日生を破りベスト8進出

第42回社会人野球日本選手権大会
2016年11月4日(金)京セラドーム大阪

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 4 0 0 0 0 0 0 0 1 5
日本生命 1 0 0 2 0 0 0 0 0 3

スコアボード詳細

マッチリポート

初戦から中5日で迎えた2回戦、日通の先発は今シーズン公式戦無敗のエース・高山。日本生命は初戦で好投したエース・佐川投手。日生は昨年の日本選手権の優勝チーム。今年の北海道大会決勝では6-3で勝利しているものの、日通は胸を借りるつもりで昨年覇者に挑んだ。
日通は初回、二死から3番・藤嶋が相手のエラーで出塁すると、4番・北川がヒットで1、2塁。続く5番・大槻がセンター前のタイムリーで先制すると、二死1、3塁から6番・浦部にもタイムリーが飛び出し、7番・関本はセンターオーバーの2点タイムリー。この回、4連打、4得点で先発の佐川投手をマウンドから引きずり下ろす。しかし2番手・小林投手を打ちあぐねているうちに、高山は1回、4回に失点を重ね、点差は1点に縮まった。日通打線は2回から8回まで三者凡退を繰り返し、6回から阿部がマウンドに立って1点差を守るものの、試合の流れは日生に傾きつつあるように見えた。そして迎えた最終回。一死から大槻がこの日2本目となるヒットでチャンスを作る。すかさず浦部は送りバントを決め、二死2塁。そして代打は福田。福田は2球目の高めのスライダーを強振、打球はライト前へ。ホームへの返球を焦ったのか、ライトはグラブの土手でボールを弾き、真上に上がった打球を見失う。大槻は余裕の生還でホームを踏み、打った福田は3塁を陥れた。2点のリードをもらった阿部は、最後のバッターを空振りの三振に仕留め、2010年大会以来、6年ぶりとなるベスト8進出を決めた。

コメント

藪宏明監督

初回にビッグイニングを作って、ゲームの流れはうちに来るはずでしたが、日生・二番手の小林君にノーヒットに抑えられ、高山が本調子でなかったぶん、1点差まで追い上げられる展開になってしまいました。どこでピッチャーを交代するか、相手の勢いがどこで切れるかを考えていたら、5回裏にレフト前に抜けるかと思われたショートゴロを(松本)歩己がファインプレーでダブルプレーにしてくれました。相手の打線の中でも警戒していた上西君のヒットを防ぎ、相手の流れを切ってくれたので、ここが阿部につなぐタイミングだと思いました。阿部のピッチングは安定していましたが、打線が2回以降ノーヒットに抑えられていたので優位に戦っている感覚はなかったです。でも9回に大槻がヒットで出塁して、浦部がしっかり送って、代打・福田にタイムリーが出ました。ベテラン3人で取った1点が、うちの勝利を確かなものにしてくれたと思います。私が監督になって日本選手権のベスト8進出は初めてですが、腹くくってやるしかないです。ここまで守り勝ってきた流れを大切に、トヨタ戦も全力で戦います。

浦部剛史主将(3打数1安打1打点)

初回に4点取って二番手のピッチャーに代わってから、打てそうで打てないままノーヒットで最終回を迎えてしまいました。打線には焦りがあったと思いますが、大槻さんがヒットを打ってくれて、一気にベンチのムードが盛り上がりました。ランナーを2塁に進めて代打の福田さんにつなげば、絶対に得点につながると信じてました。今年、出場の機会が少ないなか、福田さんがチームの先頭に立って練習する姿をずっと見てきましたから、あのタイムリーはチームを奮い立たせてくれたと思います。

阿部良亮投手(4回、2安打無失点)

高山さんが本来の調子ではなかったので、自分の出番は早い回からあるだろうと準備していました。試合の流れは相手に傾いていると思いましたが、リードしているのは日通なんだと言い聞かせて、同点まではオッケーのつもりで強気に投げました。日生の打線は強く振ってきていて、長打につながる高めの甘いコースにだけは投げないよう、低めを意識して投げました。高山さんの勝ち星を消さないピッチングができて、うれしいです。

関本憲太郎選手(決勝2点タイムリー)

初回のタイムリーは打線のつながりから生まれたヒットです。北川、大槻さん、浦部さんと連続ヒットが出たので、相手の投手がふわふわしているうちに畳みかけることができたのがよかったと思います。監督からは打つボールを絞って打席に立てと言われて、ストレートだけ張っていました。二番手投手を打てなかったのは悔しいですけど、1本打てたことを次の試合への弾みにしたいです。

福田清将選手(9回代打、ダメ押しタイムリー)

二番手の小林投手は、ストレートも変化球もいいピッチャーですが、終盤、ベンチから見ててストレートの球威が少し落ちてきたように感じました。ストレートに振り負けないスイングをしようと思っていたら、2球目にカウントを取りに来た真ん中高めにスライダーがきたので、バットを振り抜きました。9回までパーフェクトに抑えられていましたが、流れを変えるいい仕事ができました。

ギャラリー

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