日通野球部 最新情報

9回表、藤嶋、浦部の 連続タイムリーで逆転!22年ぶりの優勝まであと一つ

第42回社会人野球日本選手権大会 準決勝
2016年11月7日(月) 京セラドーム大阪

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 2 0 0 1 0 0 0 0 2 5
王子 2 0 0 0 0 0 1 1 0 4

スコアボード詳細

マッチリポート

準決勝の対戦相手は王子。今年6月の北海道大会での対戦では、先発の阿部が4安打完封(9-0)勝利。10月に行われた伊勢・松阪大会の対戦でも、高山-池田のリレーで5-2と勝ち越している。日通の先発は阿部、王子は畑瀬投手。
初回、1番・大谷がピッチャー強襲の内野安打で出塁すると、3番・藤嶋がセンターのフェンス直撃の先制タイムリーを放つ。5番・大槻もレフト前に弾き返すと、藤嶋は一気に三塁ベースを蹴ってホームを陥れ、日通は幸先よく2点を先制した。しかしその裏、阿部は甘く入った変化球を狙われ、ツーランホームランを浴びて、たちまち同点とされる。しかし2回以降は見違えるようなピッチングで凡打の山を築き、味方の援護を待った。4回、日通は2番・松本歩のタイムリーで再びリードを奪うが、6回、7回に追加点を奪うチャンスを潰すと、試合の流れは王子に。7回、阿部は同点ホームランを浴び、試合は振り出しに戻る。8回からは井口がマウンドへ。8回裏2死3塁のピンチ、井口は打者をセカンドゴロに打ち取ったが、一塁へのベースカバーが間に合わず、判定はセーフ。土壇場で逆転を許してしまう。3-4で迎えた最終回は1番・大谷からの打順。大谷四球、松本送りバントで1死2塁。この日2安打の藤嶋は、4番手で登板した王子のエース・近藤投手のカットボールを狙い撃ち。打球は右中間を深々と破り、スリーベースとなって同点に追いついた。チームのボルテージは最高潮となり、2死1、3塁で浦部。その初球、浦部のバットから快音が響き、打球はセンター前に抜け、逆転! 9回裏、ランナー2人を背負いながら井口がリードを守り切り、マウンド上で両手を突き上げるガッツポーズ。チーム一丸となって決勝進出を決め、1994年以来の優勝に挑む。

コメント

藪宏明監督

初回に2点先制しましたが、その裏ホームランですぐに追いつかれて、4回に松本歩のタイムリーで3-2とリードを奪いました。2回以降、阿部が三者凡退でゲームを作ってくれたので、3-2のまま逃げ切るにはどうしたらいいかを考えていました。6回に先頭の関本が二塁打で無死2塁のチャンスを作り、手銭が送りバントを成功させて1死3塁にすることができていれば、もっと楽な展開だったと思いますが、それができませんでした。7回にも1死1、3塁のチャンスを作り、打者が浦部だったので、セーフティスクイズも考えました。相手の守備体制を確認して、2ボールからスクイズのサインを出すと、浦部の構えを見て、近藤君はとっさに外角低めにボールを外したと思います。私の想定を超えたプレーで、さすがだと思いました。そうしてチャンスを潰すと、相手の流れになるのが野球ですから、7回にホームランで同点にされ、8回に逆転され、最終回の攻撃を迎えました。先頭バッターの大谷が四球で出たので、一瞬ヒットエンドランも考えましたが、ベンチがクリーンナップにつなげば絶対に試合をひっくり返せるというムードだったので、その勢いを感じて送りバントのサインを出しました。そして藤嶋が同点タイムリー、浦部が逆転のタイムリーにつなげてくれました。誰ひとり試合を諦めていなかった、その執念が勝利をもたらしたと思います。

大谷昇吾選手(3打数1安打)

ここまでの3試合は1番打者らしい仕事ができませんでしたが、今日は練習中からバッティングのタイミングが合いそうな気がしてました。初回、ピッチャー強襲の内野安打で出塁して、盗塁を決めて、藤嶋のタイムリーでホームベースを踏めました。相手のピッチャーも自分には投げにくそうにしているのを感じて、じっくりボールを見極めました。9回の先頭バッターとして四球で出塁して同点のホームが踏めたので、気持ちを上げたまま決勝に臨めます。

藤嶋宏俊選手(4打数3安打2打点)

今日は勝負どころで打席が回ってきて、初回に先制タイムリーと9回の同点タイムリーが打てました。ここまでの3戦、バッティングがまったく合っていなかったんですが、前の日の夜、イメージトレーニング中に、打てる感覚がよみがえってきました。9回の同点タイムリーは、狙っていたカットボールが甘く高めに入ってきて、ドンピシャのタイミングで打てました。打球が右中間に抜けるのを見て三塁ベースにヘッドスライディングしましたが、ベースに届いてなくて恥ずかしかったです(笑)。

阿部良亮投手(7回6安打3失点・無四球)

初回は4本のヒットを打たれて、同点に追いつかれてしまいました。打たれたのはすべて変化球でした。北海道大会の王子戦は4安打完封(8回コールド勝ち)しましたが、相手は狙い球を絞ってきたと思います。2回からは低めのストレート主体に切り替えて、コースを狙って投げました。初回のホームランは失投でしたが、7回に打たれた同点ホームランは、外角低めぎりぎりのストレートでした。あのコースをホームランされたら仕方ないと思いますが、ストレートにタイミングが合ってきていたのかもしれません。

大槻悦史選手(4打数3安打1打点)

去年までは澤村さんや同期の小甲がチームにいましたが、今年はチーム最年長ということもあって、若い選手には言葉ではなく、自分のプレーを見せるしかないと思っています。バッティングカウントでのタイミングの取り方と、追い込まれてからのタイミングの取り方などは、そう簡単に切り替えられるものではないんですが、練習でやっていることを試合でもできるようにならなければいけないわけで、自分はそれをやり続けるだけだと思っています。

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