日通野球部 最新情報

2年目の投手陣の活躍で決勝進出、浦部の本塁打も及ばず準優勝

第61回JABA岡山大会
2018年4月13日(金) ~17日(火)

2018年4月13日(金)マスカットスタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 1 1 1 0 0 1 1 2 6
シティライト岡山 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

2018年4月14日(土)倉敷市営球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
JR四国 0 1 0 0 4 0 0 1 0 6
日本通運 1 0 0 0 5 1 1 0 × 8

2018年4月16日(月)マスカットスタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱自動車岡崎 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
日本通運 0 0 0 0 1 0 0 1 × 2

準決勝
2018年4月17日(火)マスカットスタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 0 1 1 1 0 0 3
三菱重工広島 0 0 1 0 0 1 0 0 0 2

決勝
2018年4月17日(火)マスカットスタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2
大阪ガス 0 0 1 1 2 0 0 0 0 4

スコアボード詳細

マッチリポート

スポニチ大会を2勝1敗としながら決勝トーナメントに出場できなかった日通は、日本選手権の出場権を獲得するため、岡山大会に照準を合わせて臨んだ。

予選の初戦の相手はシティライト岡山。日通の先発は2年目の生田目。2回裏、8番・浦部のレフトオーバーのホームランを皮切りに小刻みに得点を重ね、8回は9番・木南と代打・川端のタイムリーでダメ押し。投げては生田目が7回を3安打無失点、池田、庄司の完封リレーで白星発進となった。

2戦目はJR四国戦。先発は和田。初回、日通は北川のタイムリーで先制するが、2回に和田がホームランを打たれ同点。4回にもホームランを含む5連打を浴び4失点で、和田はノックアウト。しかし勢いに乗る日通はその裏、4安打3四死球の猛攻で5点を奪い試合をひっくり返す。6回からマウンドに上がった庄司は無死満塁のピンチを背負うが、2三振を奪い、相手の反撃の芽を摘む。庄司からマウンドを引き継いだ2年目の相馬も3回を1失点で投げ切り、チームの勝利に貢献した。

2勝したチーム同士の第3戦の相手は三菱重工広島。日通の先発はエース阿部。しかし阿部は4回まで毎回先頭ランナーを塁に出すピッチング。バックの固い守りでゼロに抑えるが、5回から庄司にマウンドを譲る。試合が動いたのは7回、2死1、3塁の場面でバッターは8番・浦部。頼れるキャプテンの一振りはレフト前へ。手銭がホームを踏み、貴重な先制点が入る。庄司は5回から8回までパーフェクトリリーフだったが、9回、先頭バッターにツーベースを打たれ、送りバントで1死3塁。ここで痛恨のワイルドピッチで同点、試合はタイブレークへ。今年からタイブレークは無死1、2塁でスタート。日通はバントエンドランで1死2、3塁として代打・藤嶋の場面で、相手バッテリーのパスボールでサヨナラ。3連勝で決勝トーナメントに進んだ。

準決勝の相手は三菱重工広島。日通の先発は生田目。3回裏、1死1、3塁のピンチで生田目はボークで1点を献上するが、5回表、浦部が大会2本目となるソロホームランをレフトスタンドへ。6回に1点勝ち越すが、その裏、大谷のエラーで同点とされ、試合は再び振り出しに。そして7回、2死満塁で2番・髙橋は2ストライクに追い込まれた後、しぶとく押し出しの四球を選んで、これが決勝点。6回からマウンドに上がった池田はMAX148キロのストレートを武器に後続を断ち、チームを決勝に導いた。

大阪ガスとの決勝、日通は満を持してエース高山がマウンドへ。しかし高山は4回で6安打2失点と、本来のピッチングができない。2番手の阿部も、1イニング持たず4安打を浴び2失点。4点差となった日通は6回表に8番・浦部がレフトオーバーのソロホームランを放ち反撃ののろしを上げる。7回に手銭のタイムリーで1点返し、なおも2死2、3塁。ここで再び浦部に打順が回るが、浦部の痛烈な当たりに、レフトがダイビングキャッチ。1塁ベース上で、がっくりとうなだれ片膝をつく浦部。日通の反撃もここまで、2-4で涙をのむ結果となった。

コメント

藪宏明監督

初戦のシティライト戦は、6-0というスコアを見ると打ち勝ったように見えるかもしれませんが、私は守りの勝利だと思っています。バッテリーも無失点リレーしてくれましたし、8回の1死1、2塁のピンチでもセンター前に抜けそうな当たりを稲垣がゲッツーにしてくれました。要所要所を締めて相手に流れを与えなかった点で満足しています。先発した生田目は後半バテてましたけど、公式戦で初めて先発のマウンドに立ち、彼なりに手応えを感じたと思います。この勝利は彼にとって大きな意味を持つと思います。
2戦目のJR四国戦は、序盤調子がいい和田が、突然相手打線につかまりビッグイニングを与えてしまいました。2死を取ったあとホームランを含む3連打で1、2塁のピンチになり、間を取る意味でマウンドに行きましたが、そのあとの3塁打で2失点。それでも続投させてセンター前にタイムリーを打たれてしまいましたが、これは監督としても反省点です。ただ、和田には都市対抗の南関東大会でも、こういったシーンを抑えてもらわなければならないので、ランナーを背負ってから厳しいコースに投げ分けられるか、その成長を期待したいです。打線が逆転してくれて、マウンドに上がった2年目の庄司は右バッターを抑えて自信をつけたでしょうし、相馬は自分のボールのキレが十分通用する手応えも感じたと思います。若いピッチャーが着実に経験を積んでいることが、この大会の収穫だと感じています。
3戦目は厳しい戦いになりました。投手陣はゲームを作ってくれましたが、打線がまだかみ合っていない印象を受けますね、どこかで火がつくとは思っていますが。先発の阿部は、本調子でないながら4回をゼロで抑えてくれたのはさすがでした。庄司は5回のロングリリーフにもかかわらず、許したヒットは1本。ワイルドピッチで1点は失いましたが、相手の流れを止めてくれました。10回にタイブレークになって、池田も相馬もピンチをしっかり抑えて、その裏のサヨナラにつなげてくれました。打ち勝つ野球ではなく、守り勝つ野球、これこそうちが目指す野球なので、チームにとっても価値のある勝利でした。
準決勝の重工広島戦は、生田目のボークと大谷のエラーの2失点でした。守りの野球を目指している大会で、ああいうミスは南関東大会では命とりですから、しっかり修正してほしいですね。準決勝は生田目に完投してほしかったですが、6回から庄司、そして終盤は池田がしっかり仕事してくれました。うちの得点も浦部のホームラン以外は内野ゴロのエラーと、押し出しの2点ですから、まだ打線がかみ合ってないと感じます。
決勝に進んだら高山を先発で投げさせようと決めていましたが、やはり彼本来のピッチングではありませんでした。2番手で阿部をマウンドに送りましたが2失点。2人のエースには、今よりもっとコンディションを上げてもらうしかありません。それでも庄司と相馬がゼロに抑えてくれて、浦部のホームランでうちに流れが来ましたが、相手の守備も素晴らしかったですね。7回表2死2、3塁のチャンスで、浦部の痛烈な当たりがレフトのダイビングキャッチでアウトになったところで、うちに傾きかけた流れが断ち切られたと感じました。

生田目翼投手(シティライト岡山戦、7回4安打無失点)

ストレートは走っていたと思います。自分のピッチングの課題は、変化球でカウントが取れるかどうかなんですが、今日はカーブで緩急をつけることもできたし、カウントも取れて、5回2死までノーヒットだったので、ちょっと(ノーヒットノーランを)意識しちゃいました(笑)。5回以降、ヒットを打たれたのはスタミナ切れでした。久しぶりの先発でしたが、これでまた自信をつけていけると思います。

稲垣誠也選手(シティライト岡山戦、2打数1安打1打点)

自分は守備の選手だと思われているプレッシャーがあるので、ものすごく緊張しますし、自分の中では守備も課題だらけです。バッティングと守備なら、自信があるのはバッティングです。学生の時はずっと1番を打っていたので、足にも自信があります。スポニチ大会からずっと先発で使ってもらっていますが、まだ緊張感はハンパないです。

浦部剛史主将(シティライト岡山戦、2回先制ソロホームラン)

2回のホームランは、2ストライクに追い込まれてからフルカウントまでファールで粘り、最後はツーシームかフォークだったと思いますが、抜けたボールだったので、うまく運べました。スポニチ大会に続いてチームの状態は良く、ベンチからもいい声が出ています。特に4年目の藤嶋や大谷、木南、手銭といった選手たちがチームを引っ張ってくれて、スタメンで試合に出ていなくても自分がやるべき仕事に徹してくれているので、若い選手たちもその姿を見て、いい影響を受けていると思います。この大会、自分の打順は8番ですが、相手のバッテリーにひと息つく余裕を与えない8番バッターとして、プレッシャーをかけていきたいと思います。

髙橋俊選手(JR四国戦、4打数3安打)

バッティングが好調なのは、守備で結果を出していることが大きいです。バッターごとに守備位置を変えながら、いい当たりをされても余裕でボールに追いつく仕事ができていると思います。その結果、打席でも自分の間合いでボールが待てる感じがつかめていると思います。3塁線に転がすセーフティバントは狙い通りでした。これでまた調子が上がっていくと思います。

庄司拓哉投手(JR四国戦、3番手で無死満塁を零封。三菱自動車岡崎戦、2番手で5イニング1安打1失点)

今まで左バッターのワンポイントでの登板でしたから、右バッターを抑えたのは初めてでした。6回表、無死1、2塁から送りバントの小飛球(ピッチャー前)が取れず満塁になりましたが、監督がマウンドに来て間を取ってくれたので、開き直って投げることができました。センターフライ、三振、三振、無失点でベンチに戻ってこられて、右バッター攻略の手応えを感じました。 三菱自動車岡戦では5イニングを投げましたが、ロングリリーフは高校以来です。大学でも左バッターへのワンポイントリリーフが多かったので、5イニング目は少しバテました(笑)。右バッターには自分の球筋が見えやすいという思い込みがありましたが、自信のあるボールで勝負する気持ちは試合ごとに大きくなっています。準決勝でも決勝でも、行けと言われたらいつでもマウンドに上がれるよう準備します。

相馬和磨投手(JR四国戦、4番手で3回を3安打・1失点・5三振)

結果が出ない1年目、監督やコーチにずっと指摘されていたことを自分の中で実践してみようと思って、野球に対する考え方を入れ替えました。食事やトレーニング方法も見直して、体重は5キロ増やしました。去年は出されたサイン通りに投げていましたが、今は、一球一球、どんな球種でどんなコースに投げるべきか、相手のバッターを見ながら投げるようになって、打たれることを怖がっていた1年目に比べて、今はバッターとの勝負を楽しめるようになりました。

池田望投手(三菱重工広島戦3番手で3回3分の1を2安打無失点)

掲示板のスピードガンに148キロの表示が出て驚きました。ネット裏のうちのガンでも147キロ出ていたので、ストレートの球速はだいぶ上がっていると実感しました。マウンドでもほとんどストレートしか投げませんでした。今シーズンから武田久(元日本ハムファイターズ)さんがコーチ兼選手として戻ってきて、プルペンでは最後の10球は、コースを狙うのではなく、バッターにファールさせるつもりで全力で10球ストレートを投げるよう指導されていて、その効果が出ていると思います。

手銭竜太選手(大阪ガス戦、4打数2安打1打点)

今シーズンからスイッチヒッターではなく、左バッターでいくことにしました。左はミート力、右は長打力がアピールポイントでしたが、今はミート力に絞って、かつノーステップでヒットの確率を上げようと思っています。自分も4年目になり、元気な後輩がどんどん入ってきましたから、毎日必死です。

大谷昇吾選手(大阪ガス戦、4打数2安打)

自分が打てないことでチームに迷惑をかけていると思います。自分が打って打線に火をつけるのが仕事だと思ってますが、打席で考えすぎて結果が出ないという悪循環に陥ってます。決勝戦ではバットを短く持ってボールに食らいつきました。本当は打席では何も考えず、ボールに身体で反応して打つタイプなので、もっともっと調子を上げていかなければと思います。

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