日通柔道部 最新情報

若手の積極的な柔道で3部チームが3位入賞

第53回東日本実業柔道団体対抗大会
2016年9月18日(日)講道館

マッチリポート

今大会は、男子1部9チーム、2部14チーム、3部47チームの合計70チーム、女子の部に6チームが参加して開催された。日通は男子の各カテゴリーに1チームずつエントリーした。1部チームは先鋒・加藤、中堅に新人・星野、大将・小坂という布陣だったが、直前の練習で星野が負傷欠場。2人で戦う苦しい試合になった。2部チームは先鋒・日當、中堅・木村、大将・矢野という安定した力を期待した構成。3部チームは新人・高橋を先鋒に、ベテラン大熊が中堅、2年目の林が大将を務めた。
1部の初戦の相手はセンコーB。先鋒・加藤はいいところがなく開始1分で寝技に持ち込まれて抑え込みから一本を奪われた。星野の欠場により勝負が決した後、大将・小坂は組み手争いから十分な投げを打つことができず、有効を奪われて相手の優勢勝ちを許した。
2部の初戦の相手は、6月の全日本実業柔道の2部で優勝した東芝プラントシステム。強豪相手の粘りが期待されたが、日當、木村が1分ともたずに一本を奪われる。大将・矢野は食い下がったが、背負投げで有効を取られ劣勢になったところを抑え込まれて万事休す。
3部チームは、初戦の日光警備に先鋒・高橋が技ありを奪い、そのまま抑え込んで一本勝ち。中堅・大熊は相手に優勢勝ちを許し1-1のタイになるも、大将・林は得意の背負い投げから鮮やかな一本勝ちで2回戦へ。その高宮接骨院戦は高橋がまたも抑え込みで一本、大熊は得意の寝技から一本を奪うと、林はまたも豪快な背負投げを決め、3-0と快勝した。準々決勝の東京消防庁戦は、高橋が積極的に組んで自分から仕掛けるが、相手になかなか投げさせてもらえない。相手に指導が二つ付いて辛くも優勢勝ち。大熊は対戦途中で左足を痛め、抑え込まれて一本負け。大将戦はきわどい試合になったが、林の積極性が実り、相手に指導が4つついて反則勝ちとなってベスト4進出を決めた。準決勝の相手は強豪センコー。負傷の大熊に替わって中堅に篠田が入ったが、3人とも力負けし0-3の完敗。決勝に進めず3位に終わった。

コメント

山脇悟監督

全体にけが人が多く苦しい大会でした。1部チームでは、木曜の練習で星野が負傷して、本人は出たいと言いましたが大事をとりました。1部でセンコーさん相手ではきつい面がありましたが、加藤、小坂のうち1人はポイントをもぎ取ってほしかったです。2部は6月の全日本の2部で優勝した東芝プラントシステムさんが相手でしたが、ウチの3人ならばもっとやれたと思います。せっかく出場した跡を残してほしかった。3部チームは当初、宮崎を中堅に入れていましたが、講道館杯など個人戦の日程との兼ね合いを考慮して、今日は大熊を中堅に入れて勝負に出ました。若手の林と高橋には積極性が出てきましたが、勝ち進んで相手が強くなると、自分の柔道をさせてもらえなくなりました。相手に実力があると、投げきれない。投げても取り返される。そこをどう克服するかです。今日のいちばんの反省点は寝技でした。寝技の好守両面の練習の必要性を特に強く感じました。その点、高宮接骨院戦の大熊の寝技は「職人」でした。彼のように、何かひとつ特徴があればそれを活かした柔道ができる、そのお手本のようでした。今年は新しい取り組みとして、10月に強化合宿を予定しています。チームの若返りを図るとともに、今日の反省点を踏まえた練習に取り組んでいこうと思います。

矢野裕一朗選手(2部チーム・大将)

不甲斐ない戦いでした。東芝プラントシステムさんは6月の全日本2部優勝の勢いをそのまま持ち込んできました。相手が強いのは分かっていたので、なんとか一矢を報いたかったのですが、正直、組んだときに実力差を感じました。相手の積極的な姿勢というか、最初からガンガン攻めてくる柔道に、ウチは3人とも押されてしまい、わかっていても立て直せなかった。そこがいちばんの反省点です。

高橋祐太選手(3部チーム・先鋒)

落ち着いて試合に臨めましたし、初戦、2戦目は相手が見えていました。ただ、勝ち進んで相手がだんだん強くなると、頭では分かっていても実際に身体がついていかず、技を出すまでいきませんでした。準々決勝は相手を投げられなかったですし、準決勝のセンコー戦は格上の選手に相手にされなかった状態でした。格上相手だと、まず相手のいい形にならないように、どうしても守りに重きを置いて、こちらの数少ない組み手ができたときに投げを狙う柔道になります。連戦になったときのスタミナと、強い相手に組み手を作って自分の形にもっていけるかが今後の課題です。

大熊将史選手(3部チーム・中堅)

準々決勝で左のふくらはぎを痛めて、準決勝は代わってもらいました。チームに迷惑をかけないように頑張りましたけど、結局迷惑になってしまいましたね。高宮接骨院戦の寝技からの一本勝ちは、久しぶりに自分の形で勝てました。あそこで逃さず決めきらないと、あとは体力が続かなかったです(笑)。今日のチームの若い2人は、もう少し早く攻めることができてくると、もっと上まで行ける選手です。自分に足りないものに気づいて努力していってほしいです。強い相手には十分な組み手もさせてもらえず、自分の柔道ができない。そこをどう克服していくかが、若手だけではなく、ウチの柔道部全体の課題でもあります。

成績

1部チーム

1回戦

  日本通運 0 - 3 センコーB
先鋒 加藤貴也     橋野智洋
中堅 星野拓真(棄権)     杉淵雄太朗
大将 小坂篤史     手島尚宏
(代表戦)          
補欠          

2部チーム

1回戦

  日本通運 0 - 3 東芝プラントシステム
先鋒 日當将人     五味江貴
中堅 木村旭克     乙津瑞希
大将 矢野裕一郎     佐藤悠人
(代表戦)          
補欠 丸峯龍勝       山田恭平

3部チーム

1回戦

  日本通運 2 - 1 日光警備
先鋒 高橋祐太     金澤潤一
中堅 大熊将史     和知幸一
大将 林 宇宙     横尾昭夫
(代表戦)          
補欠 篠田盛継       山田龍一郎

2回戦

  日本通運 3 - 0 高宮接骨院
先鋒 高橋祐太     赤川広大
中堅 大熊将史     木次達也
大将 林 宇宙     吉江勇翔
(代表戦)          
補欠 篠田盛継        

準々決勝

  日本通運 2 - 1 東京消防庁
先鋒 高橋祐太     牧村浩志
中堅 大熊将史     織茂道夫
大将 林 宇宙     芳垣雅継
(代表戦)          
補欠 篠田盛継       太田正彦

準決勝

  日本通運 0 - 3 センコー
先鋒 高橋祐太     金子
中堅 大熊将史     高橋亨介
大将 林 宇宙     茅野圭祐
(代表戦)          
補欠         川端 龍

ギャラリー

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