日通剣道部 最新情報

60周年の記念大会に不本意な結果。剣道部全体の立て直しを誓う

第60回全日本実業団剣道大会
2017年9月18日(月)日本武道館

マッチリポート

大会当日は未明にかけて台風が日本列島を縦断し、交通機関に影響が出て参加できないチームが出るかと危ぶまれたが、前回大会とほぼ同じ365チームが全国から集結。創設60周年の記念大会が無事開催される運びとなった。
日通剣道部は、例年通り3チームが出場。初戦を最初に迎えたのは航空事業支店チーム。しかし相手は、強豪パナソニック(ES本社)。試合開始直後の鋭い初太刀で、次鋒・本橋、副将・赤澤はメンを奪われ、ともに2本負け。0−3で敗れ初戦敗退となった。
続いて、首都圏支店チームの初戦の相手はサントリーHD。昨年から好調を維持している先鋒・永松は、先にコテを奪われるものの、コテ、ツキを取り返し白星スタート。チームを勢いづけ、続く中堅・本間、副将・小副川が勝利し3−1で初戦を突破した。2回戦も日本郵船に4−1と圧勝するが、3回戦の相手はパナソニック(ES大阪)。永松と本間は引き分けるものの、ほか3人が敗れ3回戦敗退となった。
本社チームは6月に行われた関東実業団と同じメンバー、同じ布陣。初戦は凸版印刷(坂戸)に3−0で勝利し無難な滑り出しだったものの、続くJRリテールネット(本社)戦では、ポイントゲッターであるはずの先鋒・天方、次鋒・南が揃って一本負け。天方のコテに旗一本が上がり、審判の判定を確認しているスキを突かれてメンを許し、南は試合を優勢に運びながらも、終了間際にコテを打たれるという後味の悪さが残った。中堅・菅原はポイントを取り返したいところだったが、自分の間合いが作れずフラストレーションの残る引き分け。副将・柴田と大将・谷口は勝利するしかない状況になるが、柴田は、不十分なドウをさばかれ逆にメンを返されて一本負け。谷口は意地を見せてポイントを奪うが、1−3で敗退となった。

コメント

野村隆行監督のコメント

首都圏支店チームは3戦目で敗退、本社チームも2戦目で姿を消すという、非常に残念な結果に終わってしまいました。日通剣道部の創部60周年の祝賀ムードに水を差す、予想もしなかった事態です。今日はどのチームも、後ろにつなぐ剣道ができていませんでした。団体戦と個人戦では戦い方が違うはずです。この数年、我々が上位進出を果たせるようになったことで、いつも通りの剣道が通用すると錯覚していたのかもしれません。一本を取る厳しさ、一本を取られないこだわりを持ち、初心に帰って稽古を積まなければいけないと痛感しました。選手には、この悔しさがチームを再起動させるチャンスだと捉え、いま一度、自分たちの剣道を見つめなおしてほしいと思います。

本間敏光選手のコメント

根が仕事人間なもので、道場で稽古する時間は若いころに比べるとどんどん減っているのですが、自分は他の選手のように、激しい打ち合いの中で派手な技を決めるタイプではありませんし、竹刀のスピードも速くはありません。それでも、いかに相手に技を決めさせないか、自分の技にどうやって審判の旗を上げさせるかを常に考え、中堅として負けない剣道を実践しています。去年は関東と全日本で無敗、今年も関東と全日本で1敗ですが、泥くさくても自分らしい剣道でチームに貢献できればと思います。

小副川聡選手のコメント

大好きな剣道を続けるために、ようやく環境が整ってきました。道場に通えない日々が長く続きましたが、試合に出ると身も心も引き締まります。仕上がり具合は、正直、まだ2割といったところで上半身だけで打っている状態です。下半身をしっかり作り直して、来年の関東実業団では、後輩たちに再起する自分の姿を見せたいと思います。

谷口賢人副主将のコメント

今日は本社チームだけでなく、チームとして戦う選手がいなかった、それに尽きると思います。チームの勝利を一身に背負い、仲間のために絶対に勝つという姿勢が選手から感じられなかったのは本当に残念で、またそういったチームを作ることができなかった責任も感じています。5人が個人戦を淡々と戦うようなチームでは、上位進出は絶対にできません。昨年の関東実業団で3位、今年の関東でベスト8という結果に胡坐をかいているのだと思います。自分たちの油断に気が付かないうちに、こうして信じられないような結果を突き付けられたことを教訓に、ゼロからチーム作りを始めようと思います。

試合結果

日本通運(本社) 成績

2回戦

  日本通運(本社) 3 0 凸版印刷(坂戸)
先鋒 天方 孝輔 ドウ     木下 尚起
次鋒 南 純平 メン     大田 直人
中堅 菅原 壮一郎     溝口 友則
副将 柴田 優貴 メン、ツキ     蓑田 英児
大将 谷口 賢人     木下 陽介
(代表戦)          
補欠 紺野 剛        

3回戦

  日本通運(本社) 1 3 JR東日本リテールネット(本社)
先鋒 天方 孝輔     メン 渋谷 祐希
次鋒 南 純平     コテ 村岡 劍大
中堅 菅原 壮一郎     大高 洋平
副将 柴田 優貴     メン 無藤 淳
大将 谷口 賢人 メン     鶴岡 貴大
(代表戦)          
補欠 紺野 剛        

日本通運(首都圏) 成績

1回戦

  日本通運(東京航空支店) 3 1 サントリーHD(東京)
先鋒 永松 秀介 コテ、ツキ   コテ 齋藤 友寿
次鋒 三浦 和也     越山 裕司
中堅 本間 敏光 メン、コテ     山崎 晃輔
副将 小副川 聡 メン     高橋 康二郎
大将 志賀 隆史     メン 山本 祐輔
(代表戦)          
補欠          

2回戦

  日本通運(東京航空支店) 4 1 日本郵船
先鋒 永松 秀介 ドウ、メン     吉岡 菜那
次鋒 三浦 和也     メン、コテ 森本 祐樹
中堅 本間 敏光 メン     伊藤 遼平
副将 小副川 聡 メン、コテ   メン 江川 暢洋
大将 志賀 隆史 メン、コテ     村澤 賢幸
(代表戦)          
補欠          

3回戦

  日本通運(東京航空支店) 0 3 パナソニック(ES大阪)
先鋒 永松 秀介     古田 和久
次鋒 三浦 和也     メン 森田 拓真
中堅 本間 敏光     若旅 大貴
副将 小副川 聡     メン 笹森 雄貴
大将 志賀 隆史     メン、メン 有田 圭助
(代表戦)          
補欠          

日本通運(航空事業) 成績

1回戦

  日本通運(航空事業支店) 0 3 パナソニック(ES本社)
先鋒 高須 秀隆     山田 侑希
次鋒 本橋 清伸     メン、メン 吉村 大地
中堅 髙橋 聡     小野 準平
副将 赤澤 智希     メン、ドウ 高 優司
大将 髙橋 賢治郎     メン、コテ 足達 翔太
(代表戦)          
補欠          

ギャラリー

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