会社に出勤するのが楽しくなる!オフィスデザインの決め方

会社に出勤するのが楽しくなる!オフィスデザインの決め方

 オフィスは、日々いろいろな人が出入りする場所です。仕事を行う場所であるだけでなく、社員同士でコミュニケーションを取ったり、顧客と打ち合わせをする場所でもあります。したがって、オフィスは単に機能的なだけでなく、訪問客も社員も居心地が良い場所であることが大切なポイントになります。オフィスが快適であれば、仕事もはかどり、社員や顧客との関係性にも良い影響をもたらすでしょう。

 ここでは、これからオフィスを移転したり、オフィスを変えたりする計画がある人に向けて、プランニングにあたって注意すべきポイントを紹介します。さらに、会社に出勤するのが楽しくなるようなオフィスデザインの具体的な決め方について解説していきます。

オフィスデザインの決め方1.居心地がよいオフィスデザインとは?

 まず、居心地が良いオフィスデザインとはどのようなものなのかを知っておくことが大事です。居心地が良いオフィスの特徴としては、仕事のしやすさが挙げられます。快適さには、見た目と機能面の2つの側面で評価ができます。オフィスであれば、見た目におしゃれでステキなオフィスと感じるだけでなく、使いやすく生産性を上げてくれるオフィスであることが重要です。居心地が良いオフィスは、社員の心身にも大きなメリットをもたらします。良いオフィスで仕事をすることで精神的に満たされ、健康面にも良い影響が期待できるでしょう。

 居心地が良いオフィスは、社員の仕事へのモチベーションをうまく上げてくれるという特徴もあります。快適に仕事ができるので、誰かに何か言われなくても自然とやる気が維持できます。オフィスとしての快適さとしては、適度にプライバシーを守りつつ開放感があることも大事なポイントです。閉鎖的ではないけれど、必要なプライバシーは守られていることで安心して働けます。

 室内の快適さには、空調も大きな考慮要素です。なぜなら、暑すぎても寒すぎても、湿度が高くても低くても、快適な空間にならないからです。空調がほどよくきいていて、快適な温度と湿度が維持されているオフィスなら、いつでも気持ち良く仕事に取り組めるでしょう。オフィスに付属する設備としては、給湯エリアやトイレなどが衛生的で使いやすいというのも重要です。

オフィスデザインの決め方2.オフィスデザインのポイントとは?

 良いオフィスには共通点もありますが、その会社ごとのニーズに合ったオフィスデザインであることも大事です。自社に合ったオフィスデザインを決めていくには、いくつかのポイントを押さえておかなければなりません。なぜなら、ポイントを外してしまうとオフィス機能が十分でないばかりか、何をしている会社かわからなくなってしまうこともあるからです。その結果として、社員のコミュニケーションの低下や生産性の低下につながる可能性も出てきます。

 失敗を避けるためにはオフィスデザインを決めるポイントを知っておくことが大事です。ここでは自社にふさわしいオフィスデザインの決め方のポイントについて紹介していきます。

ポイント1「企業イメージを視覚化する」

 オフィスデザインを決めるポイントの一つとして、企業イメージをしっかり視覚化しておくことが重要です。オフィスは、いわば企業の顔です。オフィスを見れば、どんな企業で、何を大事にしているのかがわかります。その企業がどんな企業か示すものとしてはロゴマークやキャラクター、イメージカラーなどもありますが、企業イメージを視覚化するものはロゴだけではありません。オフィスもまた企業イメージを作り上げるのに非常に重要な役割を担っています。

 企業のイメージを視覚化することで、訪問客がオフィスを見ただけでどんな企業かイメージしやすくなります。たとえば、エコロジーを掲げる企業であれば、グリーンや植栽を多用したオフィスデザインにしたり、自然をモチーフにしたオブジェを取り入れたりすることで、訪問客に企業イメージを強く印象づけることができます。こうすることで、社員も自社ブランドをイメージしやすくなり、愛着を持ちやすくなるなどの効果も期待できるでしょう。

 言葉だけで企業理念やミッションなどを伝えるのには、やはり限界があります。ブランドイメージやミッションをオフィスの中で具体化することで、社員がそれらを体感できるようになり理解を深めてもらうことができます。

ポイント2「業務に合った使いやすい空間」

 オフィスデザインを決めるポイントの一つとしては、業務に合った使いやすい空間を作ることも挙げられます。オフィスはあくまで仕事の場ですから、デザイン性を重視して仕事がしにくくなってしまっては本末転倒です。一つの会社の中には、デスクワークをはじめとして外回り業務、受付業務など、さまざまな仕事があります。それぞれの仕事ごとに業務内容がまったく異なるので、それぞれの部署や社員個人の業務内容に合った仕事がしやすい空間作りを考えなければなりません。

 具体的にどのようなオフィスデザインが良いかは、実際の業務に合わせて考えていく必要があります。社員ひとりひとりに固定されたデスクが必要な部署もあれば、簡易的な作業空間やミーティングテーブルを用意するほうが効率的に作業できる部署もあるでしょう。オフィス設計は自由な発想で行うことが大切です。「オフィス」という枠にとらわれず、ワークスタイルに合わせた空間作りをすることがポイントになります。

 仕事がしやすいオフィスデザインを考える際には、まず、部署ごとの特徴を把握することが大事です。どんな空間だと社員が働きやすいのか、どこに何があると作業効率が良いのかなどを検証してみましょう。同じ机と椅子でも、業務内容が違えば、まったく違う置き方が好まれることもあります。実際の使い良さは、社員が一番よく知っているわけですから、社員アンケートを実施して、使いやすいオフィスデザインについてヒアリングするのも1つの方法です。

ポイント3「リラックススペースを設ける」

 オフィスデザインを決めるポイントの一つとして、リラックススペースを設けることも重要です。ワークスペースとは別に、社員が自由に休憩できるスペースを設けます。ここは、ランチタイムやティータイムで使うほかに、部署間を超えたコミュニケーションの場としても利用できます。用途をあえて決めずに、社員に好きなように利用させてみるのも良いかもしれません。

 ワークスペースではパソコンなど仕事の道具に囲まれているので、どうしても堅苦しい雰囲気の中で会話せざるを得ません。そこで、活用したいのがリラックススペースです。気軽に雑談ができる自由な空間を設けることで、作業から離れ、リラックスしながら自由にコミュニケーションを取ることができます。仕事や立場にしばられないで自由な発想ができるので、ブレーンストーミングの場として活用すれば、ひょっとしたらここから新しいアイデアが生まれるかもしれません。

会社の特徴を考えてオフィスデザインを決めよう

 オフィスデザインを考えるときは、社員や訪問者にとって快適な空間づくりが何よりも重要になります。仕事をする場ですから、作業効率もしっかり考えたうえで作業がしやすい場所にすることが、デザイン性よりも大切です。また、オフィスは企業の顔になるところですから、企業イメージを正しく伝えるものであることも大事なポイントです。

 中には斬新で奇抜なオフィスデザインもありますが、ただ単に面白いものを真似たり、目を引いたりすればいいということではありません。自分の会社の特徴や業務内容を考えて、ブランドイメージを正しく伝え、使いやすく快適で、さらにデザイン性に優れた個性的なオフィスにしていきましょう。

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