INTERVIEW エリア職

「私たちは想いも一緒に運んでいる」
困難な業務に直面したとき、
この言葉を改めて思い出した。

営業/海外引越

YUKINA HIROSE
フォワーディングビジネスユニット
海外引越営業第二部 営業第三グループ
2018年入社 / 現代コミュニケーション学科卒

海外に赴任する人たちの生活を
物流の力で支える仕事。

#1

海外への引越荷物の手配業務に携わっています。契約している企業の人事部からご依頼を受け、海外赴任される方の引越荷物の手配を行うというのが基本的な業務の流れです。ひと言に引越荷物といっても、輸送先の国によって禁輸品といった規制が異なり、通関に必要となる書類なども多種多様。また、輸送モードも海上と航空の2つがあり、荷物のタイプなどを考慮して検討しなければなりません。各国のスタッフと連携し、赴任するお客様と相談しながら手配を進めています。

入社したての頃は、各国の都市名も知らず、聞いたこともない貿易用語や使ったことのない入力システムの操作などわからないことばかり。テキパキと業務をこなしていく先輩を間近に見て、正直「私には絶対ムリ……」と思っていました。それでも、そんな先輩たちが親身にサポートしてくれて入社3年目に独り立ち。現在では、いくつも大手企業を担当し、常時数十件の引越荷物に携わっています。こうして振り返ってみると、改めて自分の成長に驚きますね。

私たちはモノを運ぶだけではない。
そのモノに込められた想いも
一緒に運んでいる。

#2

「どの会社でも無理だと断られたのですが……」。あるお客様から特殊な引越荷物について相談を受けました。お話を聞くと、確かにどの物流会社でも対応が難しそうな荷物。けれども、赴任する方にとっては家族の思い出が詰まったとても大切なもので、どうしても赴任先に持っていきたいとの話でした。
そこで私はお客様の想いに応えるために、社内の関連する部署にも相談して手配を進めました。送り先となる欧州のスタッフも同様に粘り強く現地での交渉を進めてくれ、無事に通関もお届けも完了したという知らせを受けた時にはほっとひと安心。当社ならではの豊富な実績と海外ネットワークがあったからこそ実現できた引越だと思います。

実はこの件をお引き受けするとき、私はある言葉をふと思い出しました。「私たちはモノを運ぶだけではない、そのモノに込められたお客様の想いも運んでいる」。就職活動の面接のとき、当社の人事担当者から聞いた言葉であり、私が入社を決めるきっかけとなる言葉でもありました。そのお客様にはとても喜んでいただき、欧州に赴任した後も近況を伝えるメールなどをいただいています。

いつまでも自分らしく仕事に向き合っていきたい。
それが、私がエリア職を選んだ理由でもある。

#3

今年から新入社員のトレーナーも担当しています。「私も入社したての頃はそうだったな」といろいろ思い出しますね。後輩の成長を間近で見ることでたくさんの刺激をもらい、人を育てるという仕事の面白さを発見して新しいやりがいを感じています。自分がそうだったように、「この会社に入ってよかったな」と後輩たちが思うような環境をつくっていってあげようと思っています。

この先、出産や子育てなど、私のライフステージも変化していくと思います。そうした人生の変化に向き合いながらも、私はずっと変わることなく自分らしく仕事に取り組み、キャリアアップを目指していきたい。実はこのことが、転居を伴う異動がないエリア職を選んだ理由の一つでもあるのです。
現在の目標は、新人の育成に携わっているうちに、組織のマネジメントにもコミットしてみたいという気持ちが生まれてきたので、将来は、自分ばかりでなくチームの力を高めていけるような存在を目指しています。

HIROSE’S CAREER LADDER

廣瀬 由樹菜のこれまで
2018
フォワーディングビジネスユニット
海外引越営業第二部
営業第三グループ
入社後、先輩について業務を学び、3年目に独り立ちする。海外に赴任する方の引越荷物の手配、法人営業を担当。5年目から、引越荷物手配の専任に。6年目の今年から新入社員のトレーナーも担っている。
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