INTERVIEW エリア職

夢中で輸出入業務に携わっているうちに
チャレンジングな気持ちが膨らんできた。

営業/国際海上輸送

YU MORITA
鳥栖支店
国際輸送グループ
2016年入社 / 文学部卒

海上輸送で九州と世界を結ぶ
多様な輸出・輸入業務に携わる。

#1

私は学生時代、中学校の社会科教員になるつもりで教員免許も取得しました。けれども、先生になる前に少し企業で経験を積んだ方がよいのでは?と考えて、当社に入社したのです。当社を志望した理由は、物流という業務が社会科っぽいことと、福利厚生制度が充実していると感じたから。生まれ育った九州・福岡に愛着があったため、職種はエリア職を選択しました。こんな入社動機でもわかるように、正直言って、私は何年か経験を積んだら辞めてもよいかな……と思っていました。ところが、当社に入社してみると仕事が面白くて仕方がなくて。入社8年目の現在も夢中で仕事に取り組んでいます。

入社以来ずっと佐賀県にある鳥栖支店の国際輸送グループで海上輸送の輸出・輸入に関わる業務に携わっています。メインとなるお客様は、ゴム製品や家具などの製造メーカー。日本から海外へ資材などを海上輸送で輸出し、現地の工場で製造した製品を同じく海上輸送で日本へと輸入しています。入社1年目は輸入のみの担当だったのですが、2年目から自分で希望して輸出業務にも携わるようになりました。

お客様のご要望に応じて、いかに最適解を見出すか?
それが難しさであり、面白さでもある。

#2

たとえばアジアから日本への輸入の場合、お客様からご依頼を受けて、荷物を積んだ船舶の動向を確認してスケジュールを立案。社内の通関グループに連絡し、荷物の内容に合わせて通関の準備を進めます。また、港に着いてからお客様の拠点までの配送の手配も業務の一つ。このような日常的な業務に加えて、イレギュラーな新規のご依頼に対応することもあります。

あるお客様からのご依頼は、特殊な化学薬品を中国から輸入したいとのことでした。現地の工場から中国の港までの輸送、港での作業、船便の手配、日本の港からの輸送……。このような検討に加えて、化学薬品のために通関手続きも複雑で、安全面など中国・日本の双方の規制に対応しなければならず、中国・上海の支店とも連携して無事に輸送サービスを提案することができました。またこれは別のお客様ですが、材木が混在したコンテナの輸入では、輸入植物検疫(※)の対応が必要になることもありました。このように世界各国からのさまざまな輸入に対して、いかに最適解を見出すか? それがこの仕事の難しさであり、面白さでもあるのです。

※輸入植物検疫:植物の病害虫が海外から輸入される植物に付着して日本に侵入することを防ぐために行われる検疫。

チャレンジングな気持ちが膨らんできて、
社内公募制度に応募した。

#3

豊富な経験が求められる奥深さがあるとともに、幅広い業務に携われることも支店での仕事の魅力だと感じています。お客様のご要望に応じて、海上ばかりでなく、航空での輸出入に対応することもありますし、倉庫業務などのロジスティクスグループと連携した取り組みも進めています。また、これは当社のどの支店にも共通することだと思いますが、先輩たちにも気軽に相談でき、性差などに関わらず誰もがのびのびと仕事に取り組める環境があります。このことも、私が当社でずっと働いていきたいと思うようになった大きな理由でもあるのです。

このような恵まれた環境で仕事をしているうちに、また違う分野で自分の可能性を試してみたいという気持ちが膨らんできました。実は社内公募制度(※)に応募して、来年春に福岡支店に異動することが決まっているのです。この秋に結婚をして生活環境が変化したことも、異動を決意した理由の一つ。これからは、さらに高い視点から九州ブロック全体に貢献できるような業務にチャレンジしていこうと思っています。

※社内公募制度:会社が必要とする「ポスト」や職種を社内に公開・募集し、社内の応募者から決定する人事の施策。

MORITA’S CAREER LADDER

森田 優のこれまで
2016
鳥栖支店
国際輸送グループ
入社以来ずっと海上輸送の輸出・輸入業務に携わる。たとえば輸入の場合、お客様から依頼に応じて、輸送船の動向をチェックしてスケジュールを立案。通関の手配などを行っている。イレギュラーな新規案件も多く、臨機応変な対応が求められる。
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