INTERVIEW 総合職

チームワークで巨大な輸送船を送り出す。
その瞬間は、何度経験しても
たまらない達成感だ。

国内海上輸送/オペレーション

MITSUHIRO ONISHI
道東支店 釧路支店 コンテナ課
2022年入社 / 経済学部卒

北海道と東京を結ぶ当社の定期高速船
「ひまわり」での発送・到着業務に携わる。

#1

「ひまわり」は、当社が所有する定期高速船です。東京港を起点に全国の主要港を結んで運航しており、私がいる釧路港には毎週2回寄港します。私は現在、この「ひまわり」に関わる業務を担当。貨物の発送・到着をはじめ、船との打ち合わせ、積み込みのプラニング、荷役作業の立ち合いなどの業務に携わっています。

その中でも海上輸送ならではのダイナミックさを実感するのが、荷役に立ち合うフォアマン業務です。「ひまわり」は、RORO船(※)と呼ばれる貨物専用の船舶であり、コンテナを積んだトレーラを最大百数十台積載できるスケール。これら膨大な貨物を安全にスピーディーに積み下ろしするために、港での荷役作業を総指揮するのがフォアマンなのです。現場での立ち合いでは、作業責任者とこまめに調整を行い、作業スタッフたちには常に尊敬の気持ちで接しています。「ひまわり」が釧路港に入港するのは夜中2時半頃で、出港は午前7時頃です。無事に荷役を終えて朝日とともに「ひまわり」を送り出す瞬間は、何度経験してもたまらない達成感ですね。現在、月2回くらいのペースでこのフォアマンを担当しています。

※RORO船: Roll-on Roll-off ship。貨物を積んだトラックやシャーシ(荷台)ごと輸送する船舶のこと。

荒天時には海上から陸上輸送への代替も。
当社の強みを活かし、臨機応変に対応する。

#2

支店での仕事の魅力は、若手のうちから幅広い業務を経験できること。「ひまわり」での貨物の発送では、お客様の要望を受けて見積書を作成したり、発送先の支店に連絡をとりスケジュールを調整したりしています。特殊な貨物の場合には、事前にお客様先を訪問して打ち合わせをすることもあります。「ひまわり」に積み込む貨物の配置を考えるプランニングも経験が求められる業務。また、台風や大雪など天候をチェックして船の遅延などを予測し、速やかに対応を図ることも重要な業務です。

釧路支店では、海上ばかりでなく、鉄道といった陸上モードでも貨物を輸送しています。その鉄道での輸送が台風の影響でストップしてしまい、支店内で連携して「ひまわり」で輸送を代替したことがありました。その逆となる、海上から陸上への代替輸送も経験しています。このように多様な輸送モードを持ち、お客様の要望に柔軟に対応できることは当社ならではの強み。入社2年目となり、少しずつ臨機応変に仕事をこなせるようになって成長を実感しています。

世界の物流会社らしい
大スケールの仕事にチャレンジしたい。

#3

学生時代、「人の役に立つ仕事をしたい」と漠然とした気持ちを抱いていました。物流は、私が生まれ育った北海道の産業にとってまさに基盤を支える仕事。また、大学までずっと野球を続けていて、チームワークで挑んでいくような仕事に取り組みたいと思っていました。当社の面接で人事担当者から聞いた、「日本通運の仕事は一人で完結するものはない」という言葉が入社の決め手でしたね。

北海道の産業を支えている現在の業務には、やりがいも誇りも感じています。でも、将来は、北海道を飛び出してもっとさまざまな業務を経験してみたいという気持ちもあります。同期の仲間たちから刺激を受けているうちに、海外勤務にも興味が湧いてきました。アジアなど開発途上国での仕事もやりがいがありそう。世界規模の物流会社に入社したのですから、スケールの大きな仕事にチャレンジしていきたいですね。

ONISHI’S CAREER LADDER

大西 充宏のこれまで
2022
道東支店 釧路支店 コンテナ課
週2回釧路港に寄港する貨物船「ひまわり」の業務に携わる。主に貨物の発送・到着、船との打ち合わせ、積み込みのプラニング、荷役作業の立ち合いなどを担当。海上輸送に関わる多様な業務で経験を積む。
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