INTERVIEW 総合職

真に価値のある物流サービスを提供することで
名実ともにお客様のよきパートナーとなる。

営業/国際航空輸送

KYOHEI KAKIMOTO
中部アカウントセールス部
2017年新卒採用 / 国際コミュニケーション学部 比較文化学科卒

海外業務研修員制度に挑戦し、
異国の地で世界の人びとの役に立つ。

#1

学生時代、1年休学して世界一周しました。この経験を通じて「世界中の人びとの生活に役立つ仕事に就きたい」と思うようになったため、物流事業でグローバル展開している日本通運を就職先に選びました。入社以来、空港の保税倉庫オペレーションや国際航空輸送の営業など、さまざまな職務を経験しましたが、特に印象に残っているのは、入社7年目のインド現地法人での職務経験です。かねてより海外勤務を志望していた私は、自ら立候補し海外拠点で1年間働くことができる海外業務研修員制度に手を挙げて実現しました。

現地では、海外業務研修員として日系の大手農機メーカーの倉庫オペレーションを担当しました。私が赴任したのは立ち上げから4年経過したタイミングで、顧客側の生産量の増加や要望の多様化にともなって扱う荷物の量や作業量が増加し、貨物の破損や配送遅延などさまざまなトラブルが発生している状況でした。実情を調べてみると、顧客からの急な依頼や直前の変更要請が多発しており、立ち上げ当初に策定した標準が崩れてしまったことが判明しました。そこで顧客とともに現状に即した要件定義を作成しなおし、当社が請け負う範囲を明確にすることで標準作業を再設定しました。さらにこの標準を維持するために現地スタッフへの社内教育を実施するなど自律化のサポートも行いました。いままで航空輸送の営業担当などのキャリアを歩んできた自分にとっては、倉庫オペレーションの実務経験がない中で、顧客との粘り強い交渉や現地スタッフの属人化防止などさまざまな課題に取り組むことで、「未知の領域に飛び込む勇気」を身につけられたと思います。また、交渉や人間関係構築においては、現地の文化や考え方を尊重することの大切さも学ぶことができました。

出向経験を通じて
お客様目線の重要性を実感。
異動先でさらなる飛躍を目指す。

#2

日本通運は、グローバル市場での事業成長を加速させるために「アカウントマネジメント」を強化しています。当社は、産業や規模を問わずさまざまなお客様とお付き合いがあります。顧客ごとにサプライチェーン全体を把握し、より顧客のニーズに沿ったロジスティクスの提案ができるよう、営業体制の変革を進めています。私が現在所属している中部アカウントセールス部もその一環で新しく設立された部署です。この部署で私は大手自動車メーカー様に向けて新規提案や市場調査などの営業活動を行っています。

私は、入社4年目の際に現部署での主要顧客である自動車メーカー様に出向するという経験をしました。出向先で担当したのは輸送や生産の管理面で大きな課題を抱えていたパキスタン工場における物流・生産管理業務です。当時はコロナ禍によって海上輸送が世界規模で混乱し、現地生産に必要な部品の供給が滞っていたため、課題はより深刻化しました。工場の稼働停止という危機を回避するべく取り組んだのが、パキスタン向け全航路の最新動向や工場の生産計画・在庫状況の「見える化」です。この仕組みを整備したことで、危機を回避するとともに工場の自律化も実現できました。お客様の立場で問題に対峙し、物流の専門家として解決にあたる重要性や意義を実感した貴重な経験です。出向先で困難を乗り越えた経験や構築した人的ネットワークを、今後も活かしていきたいと思っています。

唯一無二の道を切り拓き、
社内外から求められる人財となり
日本通運の成長に寄与したい。

#3

お客様の立場からあるべき物流サービスを考えカスタマイズしてご提供するというアプローチは、今後の日本通運の成長のカギを握ると思っています。個人的には、国や地域によって異なる物流の在り方や、自動車業界以外の産業について知見を広げたいですね。その上で、いま担当しているお客様に経験・知見を還元することが長期的な目標です。

究極的に目指しているのは社内外から「求められる人財になること」ですが、そのためには「柿本にしかできない」というジャンルを確立させる必要があります。ありきたりではなく、唯一無二のキャリアパスを切り拓くことで実現を目指したいですね。まずは所属部署で現場の実務から一歩引いた視点を養い、事業やエリアにとらわれない「ALL NX」による全体最適を前提にものごとを判断する能力を高めていきたいです。そのうえで海外駐在も経験し幅を広げ、未知への挑戦を続ける"We Find the Way"を体現するNXパーソンになりたいと考えています。新たな取り組みに積極的で、社員の意欲を受け止めてくれる日本通運なら、実現可能だと思っています。

KAKIMOTO’S CAREER LADDER

柿本 恭平のこれまで
2017
浜松航空支店
国際貨物課
航空便で海外輸送される貨物の一時保管倉庫管理に従事。世間のお盆休み前に、荷主や現場などの関係者と協議・調整したことで、通常時の約5倍となる当時最大物量の輸出出荷を実現。
2019
オートモーティブ
ロジスティクス支店
営業第二グループ
国際航空輸送の営業として、自動車関連顧客の航空輸出入案件や、物流自動搬送機の輸出入案件を担当。顧客や社内他部門と協力しながら幾多の障壁を乗り越える。
2020
大手自動車メーカー
生産部品物流部(出向)
海外工場での新車生産開始に向けた物流管理、及び顧客の海外製造拠点の中でも管理面の課題が大きかったパキスタン工場の物流・生産管理に注力。関係者との密な連携・調整によって、コロナ禍の混乱を乗り切り工場の自律化にも寄与。
2022
オートモーティブ
ロジスティクス支店
三河支店国際営業第一グループ
異動前の出向時に培った知見や人脈を活かして営業活動を展開。長年競合他社の牙城だったインドレーンの獲得や、担当顧客の出荷業務効率化・省人化などを実現させた。
2023
NXインド
チェンナイ支店
海外業務研修員制度を通じて、1年間現地に赴任。輸送モードにとらわれない総合営業、中でも現地倉庫の貨物管理の品質向上や遅配の改善などを実現した。
2024
中部アカウントセールス部
出向や営業担当など、これまでの経験・接点を活かして大手自動車メーカーのアカウント営業担当に。新規案件の獲得や顧客企業内の業務改善提案活動に従事している。
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