ニュースリリース

日通 中国向けULDインタクトサービス仕向地を更に拡大

2008年3月6日

~ 北京・天津を加え、6仕向け地へ ~

 当社は、北京・天津向け航空貨物の自社パレタイズ一貫輸送サービス(ULDインタクトサービス)を、業界に先駆けて2月25日より販売を開始いたしました。
 これにより、当社中国向けULDインタクトサービスは、既に販売を開始している香港・上海・広州・大連とあわせ計6仕向地まで拡大いたしました。
 北京・上海向けのULDインタクトサービスは、輸送品質を向上させるために、空港に近接する当社保税上屋にて、航空機に搭載する機器(ULD:ユニット・ロード・デバイス)に積み付けを行い、到着地においても当社海外現地法人である天宇客貨服務有限公司の保税上屋までULDのまま搬入し取り卸しを行います。従来のサービスに比べ、航空会社へ搬入・引取りの時間が短縮されるため、荷物の引渡し時間が短縮されることに加え貨物の積み卸し作業回数が削減され、ダメージ事故防止に有効な輸送手段です。
 日本では、成田・関西・中部の三大国際空港に展開する自社保税上屋にULDハンドリングシステムを設置し、積極的に取り組んでおります。
 今回、サービスを開始した北京・天津は、中国環渤海経済圏のゲートウェイ都市であり、半導体、液晶、携帯電話、PC、自動車産業が集中しており,安全・確実な物流サービスが強く求められております。また、2008年8月には北京オリンピックが開催されることから、航空貨物輸送の需要が益々高まると予想されております。
 ULDインタクトサービスは安全・確実性を大幅に向上させることが可能なことから、同地域のお客様に最適なサービスのご提供が可能となりました。
 当社は、お客様に対してより高品質な輸送サービスの提供を行う為、ULDインタクトサービスの拡充を世界各地で進めてまいります。

以上