ニュースリリース

日通、東京発米国東海岸経由ニューヨーク直行海上混載サービスを開始

2009年6月24日

 当社は、このたび、北米向け海上混載の新サービスとして米国東海岸経由(ALL WATERルート)でのニューヨーク直行サービスを開始いたしました。

 これまで当社のニューヨーク向け混載サービスは西海岸経由・鉄道輸送によるMLB(Mini Land Bridge)ルートで提供しておりましたが、低廉なサービスに対するニーズの高まりを受け、サービスルートの変更を行ったものです。従来のルートに比べ20%以上のコスト削減を実現いたしました。
 新サービスは東京CFSからニューヨークCFSまでを直行船を利用することにより25日で輸送。これまでと同様に、自社仕立て、かつ、発着とも自社CFSによる高品質なオペレーションを実施いたします。また、東部の主要都市であるボストン、ボルチモア、フィラデルフィア、ノーフォークにも自社CFSを設置し、ニューヨークCFSを経由したシームレスな自社一貫輸送を提供すると同時に当社貨物追跡システムによる物流の可視化を実現いたしました。
 尚、納期短縮などの緊急を要する貨物については、従来どおり西海岸(ロサンゼルス)からニューヨークCFSまでをトレーラーにて転送するクロスドックサービスのご利用が可能となっております。

 当社では、国際複合一貫輸送サービスを「アローインターナショナル」として展開しておりますが、今回、米国東海岸経由でのニューヨーク直行をラインアップに加え、ネットワークを拡充いたしました。今後もお客様の利便性向上や物流最適化に向けてネットワークの拡充およびサービス向上に努めてまいります。

【サービス開始本船】
“APL MALAYSIA” V-140E (CFSカット:横浜 6月8日/東京 6月9日)
東京出港予定 6月13日 ~ ニューヨーク入港予定 7月8日

以上