ニュースリリース

インドで高品質ロジスティクス機能倉庫

2009年9月30日

~ インド日通、ラジャスタン州ニムラナ工業団地で新倉庫地鎮祭を実施 ~

当社の現地法人インド日本通運株式会社(社長:クリシュナ・ムルティ、以下インド日通)は、9月29日にラジャスタン州のニムラナ工業団地にて新倉庫の地鎮祭を実施いたしました。地鎮祭には堂道秀明在インド特命全権大使をはじめ、日系インド進出企業、インド系顧客など100名以上の来賓を迎え、当社の伊藤康生副社長、インド日通のクリシュナ・ムルティ社長らが出席、2010年7月完成に向けた建設工事の無事を祈願しました。

インドは投資環境が改善されてきていることや内需が好調なことから、中国やベトナムと並んで日系企業の進出が激増しています。とくに首都であるデリー市や隣接するハリアナ州グルガオン市近郊には、四輪、二輪メーカ-を中心に約300の日系企業が進出しており、今後も更なる進出が期待されています。 また、企業の進出が増えるとともに、高品質のロジスティクス倉庫への需要が急速に高まってきております。

インド日通は2007年4月に設立、自社通関ライセンスを強みとした航空・海運貨物の一貫輸送や、提携先倉庫を使用した保管配送業務、および海外引越業務を中心に、インド国内10都市で営業拡大を続けておりますが、このたびインド日通として初の大型倉庫の建設により、ニーズが増えつつあるロジスティクス機能を更に強化し高品質のサービスを提供する体制を整えます。

新倉庫建設予定地であるラジャスタン州ニムラナ工業団地は、デリーから120km南西のハリアナ州との州境に位置し、最も新しい日系企業専用の工業団地として注目されています。すでに20社の企業が進出を決定しており、現在工場の建設が行われています。また、インド最大のコンテナ港であるナバシェバ港とも幹線国道で結ばれており、デリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)に関連して、ナバシェバ港とデリー近郊の工場とを結ぶ中継基地にもなる予定です。

新倉庫は定温設備を完備する予定であり、当社の倉庫管理システムである「REWARDS」の導入により製品、部材など対象を問わず、インドでは希少な世界水準の倉庫としてジャストインタイムで高品質な物流サービスをお客様にご提供してまいります。

以上

【インド日通 ニムラナ ロジスティクス センター (仮称)概要】
住所 Japanese Industrial Zone, Neemrana, State of Rajastan, India
総敷地面積 37,700m2
倉庫面積 16,300m2 (第一期工事 :5,400m2
事務所面積 700m2
従業員数 約30名
設備等 トラックローディングドック 16
    定温倉庫設備、倉庫内外CCTV、赤外線侵入感知装置など完備