ニュースリリース

日通、インド・ラジャスタン州に「ニムラナ・ロジスティクス・センター」を竣工

2010年12月6日

~多機能ロジスティクス倉庫で成長するインド国内市場に対応~

 当社の現地法人インド日本通運株式会社(社長:クリシュナ・ムルティ、以下インド日通)は、かねてより建設中であった多機能ロジスティクス倉庫「ニムラナ・ロジスティクス・センター」を竣工し、11月29日に開所式を行いました。開所式には井田政樹ジェトロ・ニューデリー・センター所長をはじめ、日系インド進出企業やインド系顧客など約100名の来賓を迎え、当社の植松榮取締役常務執行役員、インド日通のクリシュナ・ムルティ社長らが出席して執り行われました。

 「ニムラナ・ロジスティクス・センター」は、首都デリーから120km南西のラジャスタン州ニムラナ工業団地に位置しています。ニムラナ工業団地は日系企業専用の工業団地で、すでに多数の日系企業が進出を決定しており、工場の建設が行われています。
 本倉庫は、当社のグローバル在庫管理システム「REWARDS」を導入、製品・部材など対象を問わず、ミルクラン輸送やJIT(ジャストインタイム)配送に対応するとともに、クロスドックとしての機能も備えており、多様なロジスティクスサービスの提供が可能です。
 また、精密機械や医療機器用に防塵・温度調節処理を施した設備と、赤外線侵入感知装置やモーションセンサーなどのセキュリティを完備しており、お客様のニーズに応じて定温倉庫や保税倉庫など、様々な用途に使用することができます。

 インド日通は2007年4月に設立され、自社通関ライセンスを強みとした航空・海運貨物の一貫輸送や、提携先倉庫を使用した保管配送業務、ミルクラン輸送による調達物流業務、および海外引越業務を中心に、インド国内11都市で営業を展開しております。

 当社は今般の「ニムラナ・ロジスティクス・センター」完成により、成長を続けるインド市場において、お客様の多様化・高度化するニーズにお応えするロジスティクスサービスを提供してまいります。

以上

【ニムラナ・ロジスティクス・センター概要】
住所 Japanese Industrial Zone, Neemrana, State of Rajastan, India
総敷地面積 37,700m2
倉庫面積 12,300m2(今回完成の第一期工事:5,400m2
事務所面積 720m2
従業員数 約20名
設備等 トラックローディングドック11基(第一期工事:5基)
定温倉庫設備、倉庫内外CCTV、赤外線侵入感知装置などを完備
写真:日通、インド・ラジャスタン州に「ニムラナ・ロジスティクス・センター」を竣工