ニュースリリース

2011年度の鉄道コンテナ取扱実績について

2012年4月24日

 当社は、2011年度の鉄道コンテナ取扱実績を取りまとめました。

  実績 前同 伸長率
鉄道コンテナ取扱個数 1,919,572個 1,946,776個 ▲1.4%

◇概 況
取扱個数:上半期904,031個、伸長率▲8.2%、下半期1,015,541個、伸長率+5.6%
2011年度は、上半期では、東日本大震災による東北本線の不通、震災によるサプライチェーンの寸断で国内生産活動が低迷したことが影響いたしました。また、9月の大型台風12号、15号による大規模な輸送障害により、大幅な減送となりました。
下半期は、1月末から2月にかけての記録的な大雪による輸送障害が発生しましたが、エコカー補助金制度の復活などによる自動車産業の回復で、鉄道コンテナ輸送に関連する自動車部品が好調となり、増送に寄与いたしました。
年度実績としては、1,919,572個、前年比27,204個の減、伸長率▲1.4%となりました。
一方、モーダルシフトの取り組みとして、政府や団体などの助成金制度の活用を取り入れ、鉄道コンテナ輸送への積極的な営業に取り組んでまいりました。とりわけ、鉄鋼業界のモーダルシフトを推進し、ニーズを捉えた鋼材輸送用31ft無蓋コンテナ「スチールライナー」を新たに導入いたしました。
また、インターネットを活用した鉄道コンテナ輸送情報関連サービス「webRACS」を「鉄道コンテナNAVI」へ名称変更し、会員登録が不要な業界初の新機能「鉄道コンテナ輸送状況検索(簡易)」を追加いたしました。
今後も鉄道コンテナ輸送において、新商品や関連サービスの拡充をはかり、高品質な輸送サービスを提供してまいります。

◇2012年度鉄道コンテナ取扱目標個数 :202万個(対前年+5.2%)

以上