2015年3月18日
当社の現地法人ベトナム日本通運有限会社(社長:長嶋敦、以下ベトナム日通)は、2月6日にホーチミン郊外のアマタベトナム工業団地にて、多機能倉庫「アマタ・ロジスティクス・センター」を開設いたしました。開所式には、中嶋敏在ホーチミン日本国総領事をはじめ約150名の来賓を迎え、当社からは関係者が出席しました。
(アマタ・ロジスティクス・センター)
「アマタ・ロジスティクス・センター」は、ドンナイ省のアマタベトナム工業団地内に所在、ホーチミン中心部より北東へ約30km、ホーチミンとハノイ間を結ぶ国道1号線沿いにあり、ベトナム最大の港と空港であるカイペップ・チーバイ港とタンソンニャット空港へのアクセスも良好で、陸、海、空の複合輸送ハブ拠点として好立地な場所に位置しています。
既に多くの日系製造業が同工業団地への進出しており、「アマタ・ロジスティクス・センター」では、非居住者在庫、流通加工、アセアン諸国や中国とのクロスボーダー輸送、バイヤーズ混載、ベトナム国内の店舗向け配送、冷蔵・冷凍保管など多様化する物流需要に対応します。一般貨物から食品など幅広い貨物を取り扱うことができるよう、16,600枚のパレットが収納可能な6段積ラックシステムを導入し、冷蔵・冷凍・定温の温度管理機能を完備しました。
また、IDカードと指紋認証による入退室管理システムや施設内各所には監視カメラ、赤外線侵入感知装置を配備、さらに24時間365日体制の有人警備を配備するとともに、スプリンクラー設備、非常用発電設備を設置し、万全なセキュリティ対策を施しています。
アマタ・ロジスティクス・センターの開設で、ベトナム国内の日通グループの倉庫拠点は、9拠点、保有倉庫面積は47,414m2となりました。
当社は今後もベトナムをはじめ南アジアで、ロジスティクス機能を強化するとともに高品質な物流サービスを提供してまいります。
(開設パーティの様子)
【アマタ・ロジスティクス・センター概要】 | ||
住所 | : | Road no. 15, Long Binh (Amata) Industrial Park, Bien Hoa City, Dong Nai Province, Socialist Republic of Viet Nam |
敷地面積 | : | 27,775m2 |
倉庫面積 | : | 12,475m2 保税倉庫 5,574m2、一般倉庫 6,901m2 冷凍倉庫 212m2、冷蔵倉庫 737m2、定温倉庫 900m2 |
設備等 | : | ラックシステム(保税倉庫7,700パレット、一般倉庫8,900パレット)、 侵入者感知センサー、非常用発電設備、24時間警備員配置 |
営業開始日 | : | 2015年2月24日 |
以上