ニュースリリース

日通、6月24日に日通国際物流(中国)有限公司を独資化

2015年8月10日

 当社の現地法人、日通国際物流(中国)有限公司(社長;松尾純利、以下 中国日通)は、2015年6月24日に全ての手続きを完了し、完全独資化(※)いたしました。

 中国日通は、1995年、中国全土での物流事業展開を目的に当社50%、中国側パートナー50%の出資で「天宇客貨運輸服務有限公司」として設立した、中国における総合物流会社です。その後、中国の改革開放政策に伴う外資系生産企業の工場進出を背景に、沿岸部主要都市を中心にネットワークを展開してきました。
 2009年に物流事業の外資開放政策を背景に中国側パートナーの持分45%を買い取ると同時に「日通国際物流(中国)有限公司」と改称し、国際物流のみならず国内物流にも事業分野を広げてきました。

 近年の中国は緩やかに経済が減速する中、産業・貿易構造の変化が進んでおり、物流分野においても国家戦略の下、改革が進められています。この事業環境の変化に速やかに対応し、更なる拡大を図るためには経営の迅速化が不可欠であると判断し、20年目の節目を迎え完全独資化いたしました。
 当社は、今後も中国市場ニーズに合った様々な輸送サービスの開発、拠点展開を進め、中国で事業展開をするお客様へより良いサービスを提供してまいります。

※完全独資化・・・外国企業が、株持分譲渡の手法などを通じて、中国に設立された合弁会社を完全に100%子会社にすること

【日通国際物流(中国)有限公司概要】
所在地 北京市順義区南法信鎮機場北街8号院2幢E508-E513室
総経理 松尾純利
事業内容 輸出入フォワーディング業務(航空、海運)、国際展示会品及び引越貨物の国際輸送代理業務、代理通関、代理検疫、倉庫業、クーリエ、普通貨物道路輸送業、保冷輸送業、海上コンテナ輸送業、国内貨物輸送代理業、サプライチェーン管理サービス、物流システムの開発、など
従業員数 1,608名(2015年6月現在)
保有車両台数 71台(自社トラック)

以上