ニュースリリース

日通、タイ-ミャンマー間の陸路輸送を4日から3日に短縮

2015年9月9日

~相互通行開始により、海上輸送に比べ2週間以上のリードタイム削減を実現~

 当社の現地法人、タイ日本通運(代表;榎田弘)とミャンマー日本通運(代表;野尻浩)は、タイ~ミャンマー間陸路輸送サービス(商品名:NEXSAO-BY1000(ネックスサオビーワイ1000))の使用ルートを変更し、更に安定したリードタイムをご提供する新サービスを8月より開始し、8月4日に初便の運行を行いました。

 これまで日替わり片側通行であったミャンマー国内のミャワディー(Myawaddy)からコーカレイ(Kawkareik)間の山岳道路に、今年6月に新たにバイパスが開通したことにより、毎日の相互通行が可能になり、以下の点が改善されました。

現地での指導の様子

【従来】片側通行の山岳道路

【新ルート】6月に開通したバイパス道路

【新サービスのポイント】

  • ミャワディー~コーカレイ間のリードタイムが2~4時間→0.5時間に短縮され、バンコク~ミャンマー間ドアtoドア輸送のリードタイムが4日から3日に短縮。
    (海上輸送を利用した場合と比較すると、18日間の輸送日数削減)
  • 海上輸送と同程度のコストでドアtoドア輸送に対応可能(当社試算;諸条件有)
  • 走行中のダメージが減少し、輸送品質が改善

【今後の見通し】

  • 混載輸送の実施を検討中

【オペレーションフロー図】

日本通運は、これからもASEAN地域での陸路輸送ネットワークを拡充し、同地域での様々な輸送ニーズにお応えします。

以上