ニュースリリース

日通、3月1日から「鉄道コンテナNAVI」をバージョンアップ

~コンテナの位置や輸送状況などを地図画面で確認可能に~

 当社は、3月1日(火)から鉄道コンテナを利用するお客様向けのWEBシステム「鉄道コンテナNAVI」をバージョンアップし、輸送経歴の通知機能などをさらに充実させます。

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(地図画面のイメージ) 

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(継送情報表示のイメージ)

【「鉄道コンテナNAVI」とは?】

2008年に当社が開発した「鉄道コンテナWEBナビゲーションシステム」で、以下の機能をご提供してまいりました。

  1. 鉄道コンテナのオーダーが、電話やFaxを使わず、WEB上で簡単に登録可能
  2. お客様の鉄道コンテナの輸送状況や列車の所在地情報をWEB上で確認可能
  3. 配達完了時や遅延発生時のメール通知機能
  4. 輸送件数、トン数、運賃や、CO2排出量・消費エネルギー量などの実績管理機能

昨年12月末現在、登録会員数は940にのぼり、当社の扱う総発送個数の30%超が本システム会員様によるオーダーとなっています。

【従来の問題点】

などのご要望を頂いておりました。

 この度、これまで頂いたご不満にお応えするために、バージョンアップを行いました。

【今回のバージョンアップのポイント】

No. 項目 備考 他社
(1) 輸送状況の地図画面表示
  • 複数のコンテナを一度に表示
  • 遅延状況を色で区別
  • コンテナの動きを30分ごとに自動更新
× ×
(2) 輸送障害による到着時刻への影響を表示
  • 継送(※)情報を表示し、「次の列車に間に合うのか?」、「配達基地には、配達指定に間に合うように到着するか?」を、WEB上で確認可能
× ×
(3) 定時お知らせメール送付
  • 毎日、決まった時刻に、すべてのコンテナの輸送状況をメールでお届け
× ×
(4) 輸送状況お知らせメール機能
  • 自社のコンテナが、あらかじめ登録しておいた状況になると、直ちにメールでご案内
  • 他社同様、WEB申込み以外のお客様もご利用が可能に
(5) オーダーのWEB一括申込み
  • データ取込み機能により、複数、大量のオーダーを一括で申込み可能
× ×

※「継送」とは、発地から着地までの間に、複数の列車を積み替えること

※輸送情報の元となるデータは、JR貨物殿から30分単位で提供されるものです

 CO2排出量がトラック輸送の8分の1、と言われる鉄道輸送は、地球温暖化対策の一環として以前から注目を浴びてきましたが、とりわけ最近のドライバー不足、特に長距離ドライバー不足が進む中、トラック輸送の代替手段として一層大きな注目を浴びています。

 当社は、今後もお客様のニーズにお応えし、物流サービスの改善に努めてまいります。