ニュースリリース

2015年度の鉄道コンテナ取扱い実績について

当社は、2015年度の鉄道コンテナ取扱い実績を取りまとめました。

  実績 前同 伸長率
鉄道コンテナ取扱個数 1,923,849個 1,907,784個 0.8%

◇概 況

取扱個数 上半期 935,679個
下半期 988,170個
前年比▲0.5%
前年比2.2%

 上半期は、度重なる台風と、豪雨等の影響により伸長率は微減、下半期は前年の東海道不通による反動もあり微増、となりました。
 品目別では、清涼飲料水や食料工業品、たばこ等の消費関連貨物の出荷が好調に推移したほか、積み合せ貨物も堅調な動きを示しています。これら品目では、今後のトラック調達に対する懸念から鉄道へのモーダルシフトの進展が続いています。
 一方、前年から数量を減らしたのは、国内自動車販売の不振と部品調達現地化・海外化の進展、及び本年1月の鉄鋼メーカー工場の爆発事故があった自動車関連部品と、生産量が減少となった紙・パルプでした。年度実績としましては、1,923,849個、前年比16,065個増、伸長率は前年比0.8%増となりました。
 今後、同業他社や日通グループ各社を中心とした幹線輸送のモーダルシフト推進や鉄道コンテナ輸送と他モードとの組み合わせによるモーダルシフトも検討し、拡販に繋げてまいります。
 また、鉄道コンテナ輸送をご利用いただくお客様の利便性をより高めるため、当社独自のお客様支援システムである「鉄道コンテナNAVI」の機能を新たに追加しました。お客様へ「鉄道コンテナNAVI」の更なる利用促進を図り、他業者との差別化を打ち出すツールとして多様なサービスを提供します。
 これからもお客様への高品質な鉄道輸送サービスを提供し、様々な要望にお応えできるよう努めてまいります。

◇2016年度鉄道コンテナ取扱目標個数 :200万個(対前年+4.0%)