ニュースリリース

中国日通、九州通医薬集団物流と物流全般の業務提携覚書を締結

~中国国内の医薬品輸送を強化~

 当社の現地法人、日通国際物流(中国)有限公司(董事長:杉山龍雄 以下、中国日通)は、中国の大手医薬品流通卸である九州通医薬集団股份有限公司(以下、九州通)傘下の九州通医薬集団物流有限公司と2020年12月18日(金)に業務提携の覚書を締結しました。

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(左:九州通医薬集団 吉勤総経理、
右:中国日通 下小野田上席副社長)

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(医薬品の検品作業見学の様子)

 九州通医薬集団物流は、九州通の医薬物流専業会社で、全グループの物流ならびに省レベルと地方市レベルの物流センターの運営管理とサポートを行っており、中国国内の医薬品流通市場において、高度な輸送サービスを提供しています。

 中国日通は、中国の医薬品の供給と品質管理に関する基準であるGSP(Good Supplying Practice)規則があり、外資系企業が参入できない医薬品物流の業務領域をカバーするために同社との業務提携を検討していました。コロナ禍において、同社とは既に協業での輸送を実施しており、中国国内の医薬品を海外へ、また海外の医薬品を中国の地方都市まで届けられるような体制を構築しました。

 今回の業務提携を通じて、当社の中国国外のグローバルネットワークを活かした医薬品物流サービスと九州通グループの中国国内の輸送ネットワークを組み合わせることにより安全性が求められる医薬品輸送において、お客様のニーズに合わせたサービスを提供してまいります。

 当社は、今後も医薬品の高度化・多様化するニーズをお応えするサービスを拡充し、経営計画において重点産業と位置付ける医薬品産業の国内外での取り組みを強化してまいります。