MATCH REPORT
試合結果詳細
第51回
JABA東北大会2021.05.08～12
河南中央公園野球場・石巻市民球場
準決勝で敗退するも戦力の底上げに手応え
【予選・第1戦】VS.バイタルネット
5月8日 河南中央公園野球場
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本通運 |
1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
| バイタルネットバ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
バッテリー
- 日本通運
- 相馬、阿部、中田 - 木南
- バイタルネット
- 永島、佐々木、松本 - 梅田
本塁打
- 日本通運
- 北川（3回ソロ）
【予選・第2戦】VS.トヨタ自動車東日本
5月9日 河南中央公園野球場
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| トヨタ自動車東日本ト | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 6 |
| 日本通運 |
0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 | × | 8 |
バッテリー
- トヨタ自動車東日本
- 阿世知、中里、小田、菅原 - 飯野
- 日本通運
- 高野（脩）、前田、阿部、柴田 - 髙野（貴）
本塁打
- トヨタ自動車東日本
- 桜庭（7回ソロ）
- 日本通運
- 楠本（4回3ラン）、森松（8回満塁）、諸見里（8回ソロ）
【予選・3回戦】VS.日本製紙石巻
5月10日 石巻市民球場
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本製紙石巻日 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 10 |
| 日本通運 |
0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
バッテリー
- 日本製紙石巻
- 塚本、米谷、中島、宮内 - 井町
- 日本通運
- 和田、前田、西村 - 木下
本塁打
- 日本製紙石巻
- 長谷川（1回3ラン）、浅沼（6回3ラン）
- 日本通運
- 北川（4回ソロ）
【準決勝】VS.NTT東日本
5月12日 石巻市民球場
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NTT東日本N | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| 日本通運 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
バッテリー
- NTT東日本
- 上出、熊谷 - 保坂
- 日本通運
- 和田、中田、柴田 - 木南
本塁打
- NTT東日本
- 丸山（3回ソロ）
マッチリポート
日通は予選グループBでバイタルネット、トヨタ自動車東日本、日本製紙石巻と対戦。バイタルネット戦は相馬和磨が先発し、6回4安打無失点で勝利投手に。打っては4番・北川利生に今季地方大会初ホームランが飛び出すなど5点を奪い、阿部良亮、中田浩貴の継投で相手の反撃を3点に抑えて勝利した。
高野脩太が先発したトヨタ自動車東日本との戦いは追いかける展開になったが、楠本晃希の3ランで同点に追いつく。その後またも引き離されて3-6で8回裏の攻撃を迎え、ここで攻撃陣が高い集中力を発揮。ランナーをためて代打・森松裕次郎の満塁ホームランで逆転。さらに続く代打・諸見里巧も左越ホームランを放ち、一気に突き放して、8-6で劇的な勝利を収めた。
日本製紙石巻戦は先発・和田悠佑が2回までに5失点と安定せず、反撃及ばず5-10で敗戦。予選グループ2勝1敗で4ポイント（勝利4、敗戦-4、コールド負け-5）となり、準決勝進出を果たした。
準決勝はNTT東日本と対戦。和田悠佑がふたたび先発し、6回5安打3失点と試合を作り、打撃陣の反撃を待った。しかし、相手投手の縦の変化に揺さぶられ、8回まで散発2安打に抑えられた。最終回に抑え投手から1点を返したが、1-3で敗れた。
新人の高野（脩）、楠本が経験を重ね、諏訪賢吉も地方大会に初出場した。2年目の西村雅暉、柴田大地もマウンドに立ち、磯網栄登も経験を積んだ。日本選手権（6月～7月/京セラドーム大阪など）に向けて、戦力の着実な底上げを実感する大会となった。
監督・選手コメント
澤村幸明監督（準決勝・NTT東日本戦の試合後）
和田には期待しているので、準決勝に先発させました。次につながる投球ができたと思います。今大会は地方大会に初出場や久しぶりの選手がいましたが、公式戦は特別な緊張感があるので、これを良い経験にしてほしいです。
諸見里巧（主将。トヨタ自動車東日本で代打ホームラン）
各選手がアピールするチャンスでした。今後、間違いなくレギュラー争いが激しくなってきます。これは、チーム力の底上げにつながると思います。僕がチーム全体を鼓舞して、万全の準備をして日本選手権に臨みます。
和田悠佑（日本製紙石巻戦で黒星も、準決勝NTT東日本戦で粘投）
予選最終戦で不甲斐ない投球をしていたので、準決勝は1イニングで交替してもいいくらいの気持ちで1球1球投げました。調子は上がっているので、より良い状態で日本選手権に臨めるように調整していきます。
諏訪賢吉（地方大会初出場。日本製紙石巻戦で2安打）
ヒットが出たのはうれしかったですが、勝利できませんでした。やはり勝たないと面白くないです。現在は無観客での開催ですが、応援メッセージをいただいています。勝利することで恩返しをしたいと思っています。
西村雅暉（地方大会初出場。日本製紙石巻戦で3回1/3を無失点）
一人ひとりを抑える気持ちで投げました。最初は力みがありましが、最後2イニングはうまく修正できました。地方大会で早く投げたいと思っていました。チームの勝利につながる投球ができるように頑張ります。
