MATCH REPORT
試合結果詳細
第46回
社会人野球日本選手権大会 2回戦2021.06.29～07.14
ほっともっとフィールド神戸・京セラドーム大阪
木南のソロで先制するも、守りに綻びが生じて2回戦敗退
【2回戦】VS.三菱重工East
7月9日 京セラドーム大阪
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本通運 |
0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 三菱重工East三 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | × | 6 |
バッテリー
- 日本通運
- 相馬、中田、前田、庄司 - 木南
- 三菱重工East
- 大野 - 対馬
本塁打
- 日本通運
- 木南（2回ソロ）
マッチリポート
2回戦の相手は統合・再編によって今季から新チームとなった三菱重工East（関東・神奈川）で、投打ともにパワーアップしている難敵だった。4月の日立市長杯では日通（関東・埼玉）が4-0で快勝していたが、この日は序盤から苦しい展開となった。
先制点を奪ったのは日通で、2回表に木南了がレフトにソロホームランを放った。しかしその裏、1回戦に続いて先発したエース相馬和磨が相手打線につかまり、4安打されて3点を失う。この回はエラーも出て、本来の“守る野球”に綻びが生じた結果の複数失点だった。
それでも、3回途中からマウンドに上がった中田浩貴が2回2/3を無失点に抑え、試合を落ち着かせた。すると、5回表に一死から手銭竜汰がセンター前ヒットで出塁し、二死後に盗塁を決めて2塁に進む。このチャンスに稲垣誠也が低めのチェンジアップをライト前に運び、1点を返して2-3と詰め寄った。
直後の5回裏に無死3塁のピンチを迎えたが、中田が踏ん張って無失点で切り抜ける。日通に良い流れが来ており、きっかけさえあれば同点、逆転も、という展開だった。しかし相手の大野亨輔投手は経験豊富なエースで、勝負所だった6回表、7回表に何もさせてもらえず、いずれも三者凡退で終わり、流れを掴み取ることができなかった。
7回裏には代わった前田、庄司が4安打を喫し、2つのエラーも重なって3失点。終盤で4点差を跳ね返す力はなく、2-6で敗れた。この敗戦を糧に、9月からの都市対抗野球大会・南関東大会に臨む。
監督・選手コメント
澤村幸明監督
チャンスでもう1本が欲しかったですね。こういう試合で相手投手を打ち崩せないと勝ち上がれません。みなさんに良い結果を届けられなったことが本当に悔しいです。都市対抗では今大会を上回る結果を目指します。
稲垣誠也（2安打2盗塁でチャンスメイク）
トータルで見ればいい（個人）成績を残したかもしれませんが、8回表一死一塁で回ってきた最終打席がセカンドフライに終わりました。チャンスを広げられなかったので、この打席が反省点です。
中田浩貴（中継ぎで好投）
ずっと調子が良かったので、自信を持ってマウンドに立ちました。今日は力負けしましたが、都市対抗で結果を残せるようにまた明日からチーム全体で練習に励んでいくので、変わらない応援をよろしくお願いします。
諸見里巧（主将）
優勝が目標だったので悔しいです。接戦をモノにするためには守り切れないとダメです。夏場を通じて、もっとレベルアップしないといけないと感じました。全国大会での借りは、全国大会（都市対抗）で返します。
