日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第92回
都市対抗野球南関東大会2021.09.28~10.02

浦安市運動公園・ZOZOマリンスタジアム

打線好調、投手陣が2試合連続完封。第1代表で都市対抗・東京ドームへ

【第1代表決定戦】VS.JFE東日本

10月2日 ZOZOマリンスタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 3 4 0 1 0 0 1 9
JFE東日本 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

バッテリー

日本通運
前田、柴田 - 木南
JFE東日本
山田啓、在原、本田、本定 - 志賀 高木 - 下地

マッチリポート

都市対抗野球南関東大会には6チームが出場。本大会を目指して3つの代表権を争う大会で、日通は第1代表を勝ち取るべく臨んだ。

2回戦から登場の日通は、春日部市・オールフロンティアと対戦。各選手が高い集中力を発揮し、初回に大谷昇吾、添田真海のホームランを含む5安打を集中して8得点を挙げ、幸先よく流れを引き寄せた。投げては先発・相馬和磨から始まり、髙野脩汰、庄司拓哉、釘宮光希とつなぎ、完封リレーで9-0の完勝を収めた。

第1代表決定戦の千葉市・JFE東日本戦には前田敬太が先発。145キロを超えるストレートを武器に、単打を許しながらも初回から0を並べた。好守にも助けられて中盤から終盤にかけて安定感を増していき、前田は8回を6安打無失点に抑える好投をみせた。

打線もこれを援護し、3回に下位打線が作ったチャンスを添田、大谷の連続タイムリーで2点先制、稲垣誠也の内野ゴロで添田が本塁を陥れ3-0。4回にも添田の犠飛、大谷、北川利生のタイムリーで4得点してリードを広げる。7回、9回にも加点し、2回戦に続いて9点を奪った。

試合を締めくくるマウンドには、柴田大地が登板。150キロを超える伸びのあるストレートを武器に、最後は相手の4番打者を詰まらせてライトフライに打ち取り、第1代表として都市対抗出場を決めた。

試合後、多くの選手が「まだ通過点」という言葉を並べた。目指すのは日本一で、万全の準備を整えて都市対抗野球大会(東京ドーム、11月28日~12月9日)に挑む。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

「圧倒しよう」と言っていたなか、選手みんながよく打ったし、よく守ってくれました。まずは都市対抗に第1代表で出場する権利を得ました。最終目標である日本一を目指して、またチーム内で競争しながらチーム力を高めていきます。

大谷昇吾(オールフロンティア戦で先制2ランホームラン)

(ホームランについて)つなぐ意識で打席に入りましたが、肩口から甘く入ってきたスライダーをうまく打てました。日本一を目指しているので、第1代表獲得は通過点です。応援してくれるみなさんに、結果で恩返しします。

添田真海(オールフロンティア戦で2ランホームラン)

(ホームランについて)自分のバッティングをするだけだったので、コンパクトにスイングすることを心がけて打席に入りました。日通は母校である明治大が応援をサポートしてくれているので、都市対抗ではさらに気合が入ります。

前田敬太(JFE東日本戦、8回無失点の好投)

いつも通りの準備をして臨みました。守備陣がすごく助けてくれたので、楽に投げることができました。とくに、6回以降はバランスよく投げられたと思います。都市対抗でもマウンドに立ち、チームの勝利に貢献したいです。

木南了(好リードで2試合完封勝利を導く)

前田は南関東大会にはじめての先発で最初は堅さもありましたが、守備が助けてくれました。先制したことで自分たちの戦いができました。都市対抗は一戦一戦の勝負になります。チーム全体が心、身体を整えて臨みます。

北川利生(JFE東日本戦で4安打3打点)

チームとして今日は好守ともにうまくいきましたが、決して完成されているチームではありません。向上心を持ち続け、常に進化しないといけないです。都市対抗では最高の結果(優勝)を出すべく、5試合を戦い抜きます。

手銭竜汰(走攻守で活躍、第1代表決定戦は2安打・2得点)

日本一になるためにやっているので、まだ通過点です。全員で競争し、さらにチーム力を高めていきます。応援が入った都市対抗の空気感は本当にすごいです。一選手として、あの雰囲気のなかでまたプレーしたいです。

ギャラリー

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