日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第50回
JABA四国大会2022.04.07~04.11

高知市営球場・高知市東部総合運動場野球場

新人の古田島が2勝。若手とベテランがかみ合い、
今季初の公式戦で優勝を飾る

【第1戦】VS.シティライト岡山

4月8日 高知市営球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
シティライト岡山 0 1 1 0 0 0 0 2
日本通運 1 4 1 2 0 4 × 12

バッテリー

シティライト岡山
金津、大谷、藤澤-江川
日本通運
古田島、川船-髙野貴

本塁打

シティライト岡山
北川(3回ソロ)

【第2戦】VS.高知ファイティングドッグス

4月9日 高知市営球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
高知FD 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
日本通運 0 0 1 0 1 1 0 0 × 3

バッテリー

高知FD
平間、田村、秋田-出原
日本通運
髙野脩-髙野貴

本塁打

【第3戦】VS.三菱重工West

4月10日 高知市東部総合運動場野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 1 0 2 0 0 0 3
三菱重工West 0 0 0 0 1 0 0 1 0 2

バッテリー

日本通運
川船、平元、和田、庄司-木南
三菱重工West
竹田、川上-拾尾 川上、近久-塚畝

本塁打

日本通運
楠本(4回ソロ)、森松(6回2ラン)
三菱重工West
中山(5回ソロ)

【準決勝】VS.日鉄ステンレス山口シーガルズ

4月11日 高知市営球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日鉄ステンレス山口シーガルズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本通運 0 0 0 0 3 4 × 0 0 7

バッテリー

日鉄ステンレス山口シーガルズ
中村、上田、畝-田中
日本通運
釘宮-木南

本塁打

【決勝】VS.三菱重工East

4月11日 高知市営球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 5 0 0 3 0 0 0 8
三菱重工East 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

バッテリー

日本通運
古田島、和田-髙野貴
三菱重工East
本間、池内-対馬

本塁打

日本通運
添田(6回3ラン)

マッチリポート

今シーズン初の公式戦、初戦のシティライト岡山戦は古田島成龍(新人)が先発。6回5安打2失点と貫録の社会人デビューを飾った。打線も12安打12得点と効率よく加点。最後は川船龍星(新人)が締め、12-2で7回コールド勝ちした。

第2戦の高知ファイティングドッグス戦には髙野脩汰が先発し、8回1安打という好投を披露。9回に失点したが、完投で勝利投手となった。

準決勝進出をかけた三菱重工West戦は先発した川船が2回で降板するアクシデントがあったが、緊急登板した平元銀次郎(新人)が試合を作り、楠本晃希、森松裕次郎のホームランによる得点を和田悠佑、庄司拓哉の継投で守り抜き、3-2で競り勝った。

準決勝の日鉄ステンレス山口シーガルズ戦では「早く投げたかった」という釘宮光希が初回からテンポよく投げ、打線の援護を待った。すると、5回、6回に集中打で大量得点し、7回コールド勝ちで決勝進出を決めた。最近は抑えが多かった釘宮だが、無四球無失点という圧巻の投球を見せた。

三菱重工Eastとの決勝では3回に髙野脩汰のヒットから打線がつながり、稲垣誠也の2点タイムリー、北川利生の犠飛フライ、森松の2点タイムリーで5点を先制。6回には添田真海に3ランホームランが飛び出し、8-0とリードを広げた。投げては古田島が7回3安打無失点。最後は和田が締め、2004年以来、7度目の四国大会制覇となった。

古田島が最高殊勲選手賞を受賞するなど、若手とベテランが融合した日通は、この優勝で日本選手権(京セラドーム大阪、10月30日から開催予定)の出場権も獲得。2022シーズンは内容、結果ともに最高のスタートを切った。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

若手、ベテランがかみ合って、優勝できてよかったです。古田島はよく投げてくれましたが、今後にもっと緊張感のある場面が訪れると思います。そのときにどれだけ投げられるか、期待しています。来週の日立市長杯でも5連勝を目指します。

稲垣誠也(主将)

優勝しようとみんなで意気込んでいたので、結果にホッとしています。主将は不慣れですが、チームが暗くならないように心がけています。日本選手権、都市対抗に優勝するべく、粘り強さ、勝負強さに磨きをかけていきます。

添田真海(決勝の三菱重工East戦でホームランを含む3安打)

(ホームランは)よい感触で打てました。バッティングカウントだったので、しっかりと振ることを意識していました。去年は個人的に打撃で悔しい思いをしているので、今年は自分のバッティングをすることを意識して臨みます。

古田島成龍(新人。今大会2勝。最高殊勲選手賞を受賞)

チームに入ったばかりでまだわからないこともありますが、まずは勝利することで「NX」の名前をより広く知っていただければと思っています。野球でみなさんに恩返しできるように、これから頑張っていきます。

釘宮光希(準決勝の日鉄ステンレス山口シーガルズ戦で完封勝利)

調子がよく、テンポよく投げられました。力のある新人4人が入ったことで、投手陣によい緊張感が生まれています。この2年間はケガで離脱した時期があったので、今年は1年間ずっと戦力でいたいと思っています。

楠本晃希(第3戦三菱重工West戦で先制ホームラン)

強気で打席に入った結果が最高のカタチになりました。去年1年間の経験を通じて、どう調整して試合に臨めばいいのかわかってきました。自分なりにいい準備をして臨んだ結果が出て、甘い球をうまくとらえることができました。

平元銀次郎(新人。第3戦三菱重工West戦で3回から緊急登板)

社会人の打者は圧力があり、独特の緊張感がありました。はじめての登板は準備して臨みたかったですが、結果的に攻める投球ができました。なによりチームが勝ててよかったです。いまは1日1日、勉強させてもらっています。

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