MATCH REPORT
試合結果詳細
第74回
JABA九州大会2022.05.07~05.11
北九州市民球場、オーヴィジョンスタジアム下関
3連勝で準決勝進出も、守備の乱れから接戦を落とす

【第1戦】VS.エナジック
5月7日 北九州市民球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エナジックエ | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
日本通運 |
0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
バッテリー
- エナジック
- 川邉、大嵩、仲地、橋本、井手-大原
- 日本通運
- 平元、前田、和田、相馬-木南
本塁打
- エナジック
- 大原(5回3ラン)
- 日本通運
- 森松(4回満塁)
【第2戦】VS.KMGホールディングス
5月9日 北九州市民球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
KMGホールディングスK | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 5 | ||
日本通運 |
0 | 2 | 0 | 8 | 3 | 0 | × | 13 |
バッテリー
- KMGホールディングス
- 飯村、髙槻、中村、本田-大久保
- 日本通運
- 髙野脩、西村、川船-髙野貴
本塁打
- 日本通運
- 森松(4回3ラン)
【第3戦】VS.王子
5月10日 オーヴィジョンスタジアム下関
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本通運 |
0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 6 |
王子王 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 |
バッテリー
- 日本通運
- 古田島、中田、和田、釘宮-木南
- 王子
- 近藤、高島-細川 畑瀬-横山
本塁打
- 日本通運
- 北川(6回ソロ)
【準決勝】VS.ENEOS
5月11日 北九州市民球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本通運 |
0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ENEOSE | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
バッテリー
- ENEOS
- 関根、加藤、柏原-柏木
- 日本通運
- 川船、髙野脩-木南
本塁打
- 日本通運
- 手銭(5回2ラン)
大会全体リポート
1回戦エナジック戦は、2-2で迎えた4回裏に森松裕次郎の満塁弾が飛び出し、序盤で7-2とリード。直後の5回表に3点を返されて7-5とされたが、平元銀次郎、前田敬太、和田悠佑、相馬和磨という、新人から中堅投手への継投で逃げ切った。
2回戦KMGホールディングス戦には髙野脩汰が先発し、試合中盤まで相手打線をしっかりと抑えた。2点リードで迎えた4回裏に打線が爆発し、森松のスリーランホームランを含む6安打で一挙8得点。続く5回裏にも3点を奪ってリードを広げ、13-5で7回コールド勝ちを収めた。
王子との3回戦は序盤に2点をリードされたが、5回表に1死満塁のチャンスを作り、髙橋俊がフルカウントからボールを見極め、押し出しで1点を返す。続く6回表には4番・北川利生が右翼スタンドに運び、2-2とした。北川は延長タイブレークの10回表にも無死満塁で走者一掃の3塁打を放ち、この試合4打点と主砲として役割を果たした。チームは6-5で接戦をものにし、3連勝で準決勝に進出した。
準決勝のENEOS戦には新人の川船龍星が先発したが、外野守備の乱れから3塁打を許すなど、4回裏を終えて0-2の劣勢に。流れが悪いなか5回表に手銭竜汰が同点2ランホームランを放ったが、6回裏にまたも外野守備のミスで3塁打を献上し、この流れから勝ち越し点を奪われて決勝進出はならなった。
いずれの守備のミスも記録上はヒットであったものの、接戦を落とす結果につながった。この経験を糧に気持ちを引き締めて、6月4日から始まる都市対抗野球の南関東2次予選に挑む。
監督・選手コメント
澤村幸明監督

外野のエラーは痛いです。こういう試合ができたことをプラスに、都市対抗の予選に臨みます。今大会に限らず、若い選手を先発にし、後ろを中堅に頑張ってもらっています。各選手が経験を積めていることはプラスだといえます。
北川利生(王子戦でホームランを含む2安打4打点)

(ホームランの場面)2アウトランナー無しだったので、自分の役割として一発を狙っていました。素晴らしい新人が入り、日本通運の投手陣は社会人トップレベルです。打線が足を引っ張らないように、自分が打たないといけないです。
和田悠佑(王子戦で5回無失点の好リリーフ)

いい流れを作って攻撃につなげることを意識していました。いまは誰が先発しても結果を残せるし、後ろにもいい投手がいます。マウンドに立てるのはひとりなので、その場を勝ち取るべく、いい緊張感を持って試合に臨んでいます。
川船龍星(新人。ENEOS戦に先発)

大学時代とは環境が違うので、馴れることを最優先にやっています。社会人の打者は簡単に三振を取らせてくれないです。持ち味であるストレートをしっかり投げ込んで、応援してくれる方々の期待に応えていきたいです。
手銭竜汰(ENEOS戦でホームランを含む4安打)

(ホームランの場面)2アウト1塁だったので、引っ張って繋ごうと思った結果です。ENEOS戦の2失点は外野のエラーでした。接戦を制するためには守備が重要です。アウトを取れるところは、確実に取らないといけないです。
森松裕次郎(エナジック戦、KMGホールディングス戦でホームラン。今大会7打点)

1、2回戦の調子の良さを、3回戦、準決勝に生かせませんでした。もう一度、気を引き締めて都市対抗の予選に臨みます。若手がのびのびとプレーできるように、気づいたことは伝えるし、なんでも聞いてきてほしいです。