日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第93回
都市対抗野球南関東大会2022.06.04~06.11

埼玉県営大宮公園野球場

4試合で3試合完封。堅守を貫き、8年連続・通算47回目の都市対抗出場を果たす

【1回戦】VS.JR千葉

6月4日 埼玉県営大宮公園野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
JR千葉J 0 0 0 0 0 0 0 0
日本通運 7 4 10 1 0 5 × 27

バッテリー

JR千葉
武居、下川原、信太、秋元 - 石橋健
日本通運
釘宮 - 木南 髙野脩、前田 - 髙野貴

【準決勝】VS.日本製鉄かずさマジック

6月8日 埼玉県営大宮公園野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本製鉄かずさマジック 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本通運 0 0 0 0 2 0 0 2 × 4

バッテリー

日本製鉄かずさマジック
渡邊力、山本、深田、松尾、オスカル - 伊藤
日本通運
相馬、和田、庄司、古田島 - 木南

【第一代表決定戦】VS.Honda

6月10日 埼玉県営大宮公園野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
HondaH 0 1 1 0 1 0 1 0 0 4
日本通運 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2

バッテリー

Honda
中村(伊)、福島‐辻野
日本通運
古田島、髙野脩‐木南

本塁打

日本通運
毛利(1号ソロ)

【第二代表決定戦】VS.日本製鉄かずさマジック

6月11日 埼玉県営大宮公園野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
日本製鉄かずさマジック 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

バッテリー

日本通運
前田‐木南
日本製鉄かずさマジック
山本、深田、国本、橘 - 伊藤

大会全体リポート

1回戦のJR千葉(千葉市)戦は初回から打線が繋がり、合計17安打で27点を奪う猛攻で7回コールド勝ち。北川が4安打5打点、浦部が3安打2打点、森松が2安打2打点、木南が1安打4打点など、経験豊富な野手たちが存在感を発揮。投手陣も釘宮、髙野脩、前田のリレーで2安打に抑え、完璧な戦いで準決勝にコマを進めた。

準決勝の日本製鉄かずさマジック(君津市)戦は緊迫感のある投手戦のなか、5回裏、先頭打者の浦部が右方向への2塁打で出塁し、手銭、稲垣のタイムリーで得点して均衡を破った。浦部は8回裏には左方向へ2塁打を放ち、添田、手銭のタイムリーに繋げた。投げては相馬、和田、庄司、古田島の継投で零封し、第一代表決定戦に進んだ。

Honda(寄居町・小川町)との第一代表決定戦には古田島が先発したが、3回までに140キロ後半のストレートを狙い打たれ2失点。4回、毛利のソロホームランで1点を返すも、なかなかビッグイニングを作れない。2点差を追う最終回、ヒット3本で1死満塁、サヨナラのチャンスを迎えてクリーンナップにつなげるが、Hondaの好守にはばまれ追撃はならず2-4で敗れ、第二代表決定戦に回った。

日本製鉄かずさマジックとの第二代表決定戦は、序盤から息をのむ投手戦が続いたが、5回表、毛利がヒットと盗塁(失策)で3塁に進むと、森松がライトへ犠牲フライを放ち、値千金の1点を奪った。先発の前田は尻上がりに調子を上げ、散発4安打、無四球で完封。大会優秀選手に選ばれるピッチングで勝利に貢献した。日本通運は8年連続、通算47回目の都市対抗出場を果たした。

監督・選手コメント

澤村幸明監督(第二代表決定戦・日本製鉄かずさマジック戦後のコメント)

南関東のプレッシャーがかかる舞台を1-0で勝ちきる経験ができたことが大きいです。Honda戦の負けから、気持ちを切り替えできる選手たちだと信じていました。ベテラン木南が序盤に2度盗塁を阻止して、チームに流れを呼び込んでくれました。若い選手たちも物怖じせずベンチを盛り上げ、1点を守りきる最高の勝ち方ができたと思います。

釘宮光希(JR千葉戦に先発)

守備時間を短くすることが求められる試合だったので、三振を狙わずに内野ゴロを打たせることを意識していました。結果、その通りになったので良かったです。各選手、状態が良いのでこのまま戦い続けられればと思います。

稲垣誠也(主将 JR千葉戦後のコメント)

しっかりした守備から攻撃のリズムを作ることができました。どの大会も初戦は難しいのですが、試合前に「圧倒する気持ちでいこう」と声をかけていました。みんながそれをやってくれました。継続して戦い続けます。

相馬和磨(準決勝・日本製鉄かずさマジック戦に先発)

大事な試合を任されたので、期待に応えようと思っていました。同期の和田、庄司など後ろを投げる選手が充実しているので、最初から全力で、いけるところまで飛ばしました。いま、チームは最高の雰囲気で戦えています。

浦部剛史(準決勝・日本製鉄かずさマジック戦で得点に繋がる2塁打2本)

(相馬)和磨が頑張っていたので、援護できて良かったです。どの試合でも、とにかく自分のできることをやりたいと思っています。強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強いのだとキモに命じて戦っていきます。

鈴木健司コーチ(Honda戦後のコメント)

古田島のストレートが真ん中寄りになってしまったところを、Honda打線が見逃さなかったです。本来ならファールになるボールを弾き返され、序盤の失点につながりました。6回裏反撃のチャンスで、2死1、3塁からのダブルスチールを仕掛けましたが、相手捕手がボールを握り損ねて2塁に投げられず、結果、森松がホームに突入できなかったりと、紙一重の勝負だったと思います。

毛利元哉(Honda戦ソロホームラン)

1打席目は不甲斐ない三振だったので、タイミングを早めにとることを意識して打席に入りました。打ったボールは真ん中高めのストレートで、手ごたえは十分ありましたが、チームの勝利にはつながらなかったので、次の試合で借りを返したいと思います。

高橋俊(Honda戦2安打)

6回の1死1、3塁のチャンスで、低い打球を内野の間に狙っていましたが、仕留めきれず悔いが残ります。最終回は、先頭打者としてボールに食らいついて出塁することだけ意識してました。強い気持ちが、ピッチャーのグラブを弾く打球になったと思います。

森松裕次郎(第二代表決定戦・日本製鉄かずさマジック戦で決勝点)

大事な場面で1本が打ててよかったです。練習のための練習ではなく、常に実戦を意識しながら練習することを心掛けて、結果が伴うようになりました。チームを日本一にするために、自分の力を東京ドームで出し切りたいです。

前田敬太(第二代表決定戦・日本製鉄かずさマジック戦完封)

立ち上がり、相手バッターがストレート狙いだと分かりました。サインに首を振るとリズムが悪くなるので、テンポを崩さないように木南さんのミットめがけて投げました。尻上がりに変化球でカウントが取れるようになって、ストレートが活かせたと思います。今日のピッチングは100点でした!

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