日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第93回
都市対抗野球大会2022.07.18~07.29

東京ドーム

投手陣が完封リレー。打線は10安打7得点。充実した内容で初戦突破

【1回戦】VS.宮崎梅田学園

07月21日 東京ドーム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
宮崎梅田学園
(宮崎市)
J
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本通運
(さいたま市)
0 0 2 3 1 1 0 0 0 7

バッテリー

宮崎梅田学園
松原、林、溝尻、古市-国師
日本通運
相馬、髙野脩、川船-木南

本塁打

 
 

大会全体リポート

開催時期が夏場に戻り、東京ドームのスタンドには応援団をはじめ、多くの日本通運社員が詰めかけた。今回、南関東第2代表として、8年連続47回目の都市対抗出場となった日本通運は、投打がかみあった充実した内容で宮崎梅田学園(宮崎市)を下し、2回戦進出を決めた。

大事な初戦のマウンドを任された相馬和磨は、1回表を三者三振で終わらせる圧巻の立ち上がり。2回、3回もテンポよく投げて0を並べ、打線の援護を待った。すると3回裏、1アウトから浦部剛史がチーム初ヒットで出塁し、盗塁も決めて2塁に進む。2アウト後、添田真海がライト前に弾き返し、「先に点が取れて良かった」(澤村幸明監督)という先制点を奪うことに成功した。

流れをつかんだ日本通運は、その後各選手がのびのびとした動きを見せた。手銭竜汰が持ち味のひとつである足を生かして1塁へのヘッドスライディングを2度成功させて出塁すれば、森松裕次郎は3塁打を含む2安打で2打点を記録。浦部も複数安打と2盗塁で際立った存在感を見せた。単打、長打に積極的な走塁を絡め、打線は10安打で7点を奪った。

投げては先発の相馬が7回を6安打無失点で抑え、勝利投手に。8回を髙野脩太、9回は川船龍星がいずれも3人で抑え、3投手による無四球完封リレーで7-0の完勝を収めた。

日本通運が目指すのは、第35回大会(1964年)以来の日本一。24日の2回戦では、昨年、一昨年と2年連続で4強入りしているセガサミー(東京都)と対戦する。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

3回に2点を先制したあと、次の回に追加点を取れたことで膠着状態にならずに済みました。(盗塁を決めた)浦部など、ベテランが引っ張ってくれると勢いが出ます。日本一に向けて、あと4つ戦うイメージはできています。

相馬和磨(7回を無四球、無失点で勝利投手に)

先制点を取るまで絶対に失点しないぞと思っていました。常に無四球にこだわっているので、そこをクリアできてよかったです。先発、リリーフのどちらで登板しても、とにかく「0」で投げ抜きます。

手銭竜汰(足を生かして2度のヘッドスライディングで出塁)

(ヘッドスライディングは)自分のプレースタイルであり、いつも心がけていることで、今日の場面でも身体が自然に動きました。2回戦は、同じ関東のセガサミーと特別な舞台で戦えるのが楽しみです。変わらずに自分のプレーに集中します。。

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