MATCH REPORT
試合結果詳細
第47回
社会人野球日本選手権大会 3回戦2022.10.30~11.09
京セラドーム大阪
悔しい準々決勝敗退。チャンスを生かせず1点差で競り負ける

【3回戦】VS.三菱重工East
11月7日 京セラドーム大阪
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
三菱重工East三 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
日本通運 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
バッテリー
- 三菱重工East
- 本間、長島 - 対馬
- 日本通運
- 前田、中田、古田島、相馬 - 木南
本塁打
- 日本通運
- 大谷(1回2ラン)、添田(5回3ラン)
マッチレポート
三菱重工Eastは昨年の日本選手権2回戦で対戦し、敗れている相手だった。雪辱を果たすべく初戦から中4日で前田敬太が先発し、ランナーを出しながらも要所を抑えて0を並べた。3回には2安打と四球で2アウト満塁のピンチを招いたが、三振を奪って切り抜けた。
粘投の前田を打線が援護したかったが、この日はチャンスを生かせない。1回がノーアウト1、2塁、3回が2アウト2塁、5回は2アウト満塁と、序盤からランナーを出すも、いずれも先制点につながらなかった。
試合が動いたのは前田の球数が増えてきた6回、四球、死球でノーアウト1、2塁とされ、犠打で1アウト2、3塁とされる。ここで相手代打にセンター前に弾き返されて2点を失った。それでも、後続をしっかり抑えて追加点は与えない。さらに、7回を中田浩貴、8回を古田島成龍、9回は相馬和磨が抑えて、打線の反撃を待った。
攻めあぐねるなか、7回に2アウトから代打・沓澤侑輝が2塁打で出塁する。添田真海が四球で続くと、大谷昇吾が2塁打を放って1点を返した。なおも2、3塁だったが、稲垣誠也が三振に倒れた。
9回にもチャンスがあり、髙橋俊がバントヒットを決めて1アウト1塁となる。髙橋は2アウト後に盗塁を決めて2塁へ。さらに添田がセンター前に運び、土壇場で1、3塁とした。しかし、反撃はここまで。この日3安打の大谷に打席が回ったが、ライトフライでゲームセットとなった。
今シーズン最後の大会を僅差で競り負け、悔しさが残るベスト8での敗退となった。この経験を忘れずに、目標である“日本一”を実現させるべく、来シーズンも日々練習を重ねていくことになる。
監督・選手コメント
澤村幸明監督

勝ちたいという思いが強く、少し硬かったですね。消極的な場面もありました。今年はいろんな選手を起用することで競争しながら戦えました。来年はまた違った成績を残せるように、新人を加えて頑張っていきます。
稲垣誠也(主将 チャンスに1本が出ず)

初回のノーアウト1、2塁で送りバントを失敗し、焦りが出てしまいました。自分に何度かチャンスがあったのに、1本が出なかったのが悔しいです。チームとして優勝を目指していたので、シンプルに悔しいです。
前田敬太(6回3安打2失点)

本当に悔しいです。(6回の代打の場面は)しっかり抑えなければいけませんでした。今年は大事な試合を任された1年で、思うような結果は出ませんでしたが成長できました。来年は負けない投手になることを目指します。
髙橋俊(1点を追いかける9回に出塁してチャンスを作る)

(バントヒットと盗塁は)なんとかしないとという思いがあり、準備してきたことをやりました。都市対抗、日本選手権で結果を出せず、悔しい1年になりました。攻守両面のプレー精度を上げるべく、来年も練習します。
沓澤侑輝(代打で2塁打を放ち1点につなげる)

代打でいくイメージはできていて、やってやるぞという気持ちでした。集中してストレートを打ち返すことができました。惜しくも敗戦となりましたが、自分なりに継続してきたことが結果につながった打席でした。