日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第45回
JABA日立市長杯選抜野球大会2023.04.14~04.19

日立市市民運動公園野球場・日立製作所野球場・ひたちなか市総合運動公園市民球場

延長戦勝利、大逆転勝利があるも、わずかな隙を突かれ準決勝進出を逃す

【第1戦】VS.東海理化

4月16日 日立製作所野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
日本通運 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 4
東海理化 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2

バッテリー

日本通運
川船、中田、和田、庄司、松澤 - 山本 松澤 - 木南
東海理化
池田大、河野 - 池田健

本塁打

東海理化
門叶(4回2ラン)

【第2戦】VS.大和高田クラブ

4月17日 日立市市民運動公園野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
大和高田クラブ 2 3 1 0 0 0 0 0 0 6
日本通運 0 0 1 1 1 4 0 1 × 8

バッテリー

大和高田クラブ
松林、楠本、古川、築山 - 安岡 築山、山本竜 - 深尾
日本通運
前田、平元、中田、相馬 - 木南

本塁打

日本通運
手銭(8回ソロ)

【第3戦】VS.日本製鉄鹿島

4月18日 ひたちなか市総合運動公園市民球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
日本製鉄鹿島 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2

バッテリー

日本通運
古田島、松澤 - 山本
日本製鉄鹿島
山口直 - 松田

マッチレポート

予選Dブロック初戦の東海理化戦は、手銭竜汰のタイムリーで2点を先制したが、その後に同点とされて延長タイブレークに突入。川船龍星、中田浩貴、和田悠佑、庄司拓哉、松澤海渡と繋いだ投手陣の粘りに応え、10回に相手エラーと木村翔大のタイムリーヒットで2点を奪い、息詰まる熱戦を4-2で制した。

第2戦の大和高田クラブ戦は6点を追いかける展開になった。しかし3回、4回、5回に1点ずつを返し、6回に木村の押し出し四球、添田真海のセカンドゴロ、稲垣誠也のタイムリーヒットで一気に4点を奪って勝ち越し。8回には手銭のソロで1点を追加し、8-6で大逆転勝利を収めた。

日本製鉄鹿島戦では先発した古田島成龍が素晴らしいピッチングを披露した。7回を終えて1安打無失点8奪三振の内容で「ほぼ完璧に近い投球」(古田島)だった。2回には自身最速となる157キロのストレートで見逃し三振を奪う場面もあった。

打線は3回に先頭打者・木村のツーベースヒットをきっかけにチャンスを作り、相手エラーで1点を先制。なおも1アウト3塁だったが、3番・大谷昇吾、4番を任された指名打者の田中滉伸が倒れ、追加点を奪えず。「先制したあとにもう1点がほしかったです」(澤村幸明監督)という大きな意味を持つ回になった。

順調にスコアボードにゼロを並べていた古田島だったが、8回、1アウトからヒットでランナーを出し、続く打者のピッチャーゴロをセカンドに悪送球してピンチを広げる。ここから2失点して逆転負けを喫し、準決勝進出はならなった。

日本通運の次の大会は5月9日開幕の東北大会で、約3週間の準備期間がある。日本製鉄鹿島戦は散発4安打に抑えられ、チャンスにあと1本が出なかった。各選手がこの敗戦を胸に刻み、東北大会の優勝を目指す。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

(日本製鉄鹿島戦で)古田島はよく投げてくれました。この敗戦がいい経験になってくれればと考えます。いまは選手同士の競争段階で、打順が決まらないところがあります。みんなにチャンスがあるので、モノにしてほしいです。

稲垣誠也(主将)

古田島が頑張っていたので追加点を取りたかったですが、力不足でした。苦しい試合が続いていますが、しっかり切り替えて次に臨むことが大事です。もう一度鍛え直し、東北大会で優勝したいと思います。

古田島成龍(好投実らずも、自身最速の157キロを計測)

自分の甘さ、未熟さが出ました。(投ゴロを)掴んだ瞬間に“もらった”となり、隙が生まれました。反省して次に生かします。(157キロは)ホントかと思いましたが、いい球が行きました。全体的に調子は良かったと思います。

木村翔大(大会通算9打数4安打で.444を記録)

浦部さん(昨オフ退団)が抜けた穴を埋めなければならない自覚があり、バッティング練習の時間を増やしました。若い自分が穴埋めすることがチームの勝利につながると思うので、そこは意識して取り組んでいます。

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