日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第94回
都市対抗野球大会2023.07.14~07.25

東京ドーム

悲願の優勝に向けて初戦突破。13安打7得点。5人の継投で反撃を許さず

【1回戦】VS.ミキハウス

7月17日 東京ドーム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ミキハウス 1 0 0 0 1 0 0 0 0 2
日本通運 0 3 0 0 1 0 2 1 × 7

バッテリー

ミキハウス
栗山、齋藤、高橋 - 井上
日本通運
古田島、松澤、平元、中田、前田 - 木南

本塁打

日本通運
木南(8回ソロ)

マッチレポート

日本通運(さいたま市)が南関東第一代表なら、ミキハウス(八尾市)は近畿第二代表。接戦が予想された1回戦は、初回からお互いにランナーを出す、動きのある展開となった。

日本通運は1点を先制されたが、2回に大谷昇吾のヒット、平山快(補強選手/JFE東日本)の二塁打、木南了の死球でノーアウト満塁のチャンスを作る。ここから手銭竜汰のショートゴロ、木村翔大のタイムリー、添田真海の犠牲フライで3点を奪って逆転に成功した。1点差に詰め寄られた5回には大谷の犠牲フライで4-2とした。

7回にも打線がつながり、添田のヒット、稲垣誠也の送りバント、北川利生のヒットで1アウト1塁、3塁を作り出す。このチャンスに4番・森松裕次郎が二塁打を放ち、2点を追加した。さらに、8回には木南がレフトスタンドに飛距離118メートルのソロホームランを叩き込んでリードを広げた。

投手陣は先発した古田島成龍が苦しみながらも4 回1/3を2失点で乗り切り、その後は「イメージしていた」(澤村幸明監督)という継投に。松澤海渡、平元銀次郎、中田浩貴、前田敬太がそれぞれの役割を果たし、ランナーを出しながらも要所を抑えて反撃を許さず、6回からスコアボードに0を並べて初戦を突破した。

日本通運が目指すのは第35回大会(1964年)以来の優勝である。2回戦(20日)の相手はHonda熊本(大津町)で、「強力打線なので守備でプレッシャーがかかってくると思いますが、辛抱強く戦って後半勝負に持っていくイメージで臨みます」(北川)という一戦になる。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

バッテリーを中心によく守ってくれました。継投については、髙山コーチと話しながらその場その場で対応していきました。いいスタートが切れました。一試合一試合に余力を残さずぶつかり、5連勝を目指します。

北川利生(3打数3安打1四球で全打席出塁)

いい準備ができていて、フラットな気持ちで試合に入れました。変化球でかわしてくる投手に対して、イメージ通りにいけました。最終的に点差がつきましたが、粘りのある相手だったので気を抜けなかったです。

中田浩貴(7回は満塁のピンチを抑え、8回は無死2塁から3者連続三振)

(7回は)腕を強く振り、強いボールで勝負しました。今後も厳しい場面で出番が来ると思いますが、ビビらずに打者に向かっていきます。後悔のない一球を投げ続けることが、いい結果につながると思っています。

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