日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第94回
都市対抗野球大会2023.07.14~07.25

東京ドーム

北川、森松、大谷のクリーンナップで6得点。投打充実の戦いで8強入り

【2回戦】VS.Honda熊本

07月20日 東京ドーム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 2 0 3 0 0 0 0 1 0 6
Honda熊本 0 0 0 0 3 0 0 0 0 3

バッテリー

日本通運
相馬、庄司、松澤、前田 - 木南
Honda熊本
柳澤、髙山、片山 - 蓑尾

本塁打

日本通運
北川(1回2ラン)、大谷(3回2ラン)

マッチレポート

日本通運(さいたま市)が2回戦で対戦したのは、第91回大会(2020年)の1回戦で延長タイブレークのすえにサヨナラ負けを喫したHonda熊本(大津町)だった。雪辱を果たすべくマウンドを任されたのは、その一戦で先発した相馬和磨となった。

左腕エースを援護するべく、打線が初回に先制点を奪う。1アウトから稲垣誠也が死球で出塁すると、北川利生が1ボールからの2球目を思い切り振り抜いてライトスタンドに運ぶホームラン。幸先よく2点を奪った。

3回にも先頭打者・添田真海のセカンドへの内野安打からチャンスを広げ、森松裕次郎の犠牲フライで1点を追加。さらに、大谷昇吾がライトスタンド上段に飛び込むツーランホームランを放ち、5-0とリードを広げた。

相馬は4回に1アウト満塁のピンチ迎えたが、ダブルプレーで切り抜けた。続く5回も1アウト満塁から3失点したが、リードを守ったまま6回を投げ抜いてマウンドを降りた。7回からは庄司拓哉(2/3)、松澤海渡(1回1/3)、前田敬太(1回)と繋ぎ、反撃を許さず。8回には森松のタイムリーで貴重な1点を追加。「最後まで怖さがあった」(大谷)という難敵を、投打がかみ合った戦いで下し、8強入りを果たした。

日本通運が準々決勝に進出するのは、準優勝した第88回大会(2017年)以来となる。「いいムードで戦えている」と語ったのは勝利投手の相馬で、「チームの雰囲気がいい」とは3回に2ランを放った大谷である。1回戦、2回戦と日本通運は盤石の戦いを見せている。次なる相手は東海第一代表の強豪・トヨタ自動車(豊田市)で、4強入りをかけた決戦となる。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

2回戦を突破できてすごく嬉しいです。初回の北川の一発が大きく、次の3点もよいカタチで取れて序盤戦を優位に進めることができました。みんなベンチで声が出ていて、どんな展開になっても慌てなくなったと感じています。

相馬和磨(6回を投げ抜いて勝利投手に)

前回(第91回大会)負けている相手だったので、絶対に勝ちたいと思っていました。(初回の2点で)気持ちがかなり楽になりました。真っ直ぐは走っていませんでしたが、コントロール重視でうまく試合を作れました。

大谷昇吾(3回に貴重な2ランホームランを放つ)

(ホームランは)真っ直ぐに狙いを定めていて、強く振ることを意識していました。それが結果につながりました。一人ひとりが声を出して戦っていて、チームがよい雰囲気になっています。いい感じで来ているなと思います。

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