日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第48回
社会人野球日本選手権大会2023.11.08~11.19

京セラドーム大阪

古田島→相馬の盤石リレー。打線も11安打4得点で難敵に競り勝つ

【1回戦】VS.ヤマハ

11月10日 京セラドーム大阪

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 1 1 0 0 0 0 2 4
ヤマハ 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

バッテリー

日本通運
古田島、相馬 - 木南
ヤマハ
九谷、佐藤廉 - 高杯 佐藤廉、近藤、波多野 - 川邉

本塁打

ヤマハ
大本(4回ソロ)

マッチレポート

大事な初戦のマウンドを任されたのは、右腕の古田島成龍。ドラフトでオリックスから6位指名を受けたことで今大会が社会人最後となる。そのため、「みなさんに野球で恩返しするしかない」(古田島)という強い気持ちで臨んだ。

対戦相手のヤマハは今年の都市対抗準優勝の難敵だったが、古田島は最速149キロのストレートを主体に、8回途中まで投げて5安打1失点。先発全員から11奪三振の好投で、自身が「思い通りに投げられた」という内容でマウンドを降りた。

後を引き継いだ左腕の相馬和磨も安定感ある投球を披露。ノーアウト1、2塁での登板となったが、後続を内野ゴロ2本に打ち取って反撃を許さなかった。「ピンチになったら相馬でいこうと考えていました(澤村幸明監督)というイメージ通りの継投だった。

打線は3回に添田真海のタイムリーで先制。4回には木南了の犠牲フライで加点。その後は相手の継投に封じられ、なかなか得点できなかったが、9回に先頭打者の沓澤侑輝がツーベースで出塁し、田中滉伸もヒットで続いた。ここでまたも木南の犠牲フライで貴重な1点を追加。相手エラーでもう1点を奪って4-1とした。

僅差の展開を古田島→相馬の盤石リレーで制した。リードオフマンの添田が3安打、4番・森松裕次郎、5番・沓澤、6番・田中と主軸が2安打ずつを放った。攻守ともにチーム状態の良さが出て、初戦突破となった。好スタートを切った日本通運が目指すのは、日本一である。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

打者、投手ともにしっかり準備してくれていました。今後の戦いに関してもイメージはできているので、みんなしっかり準備できればと思います。一戦一戦チャレンジャーとして戦い、最終的に優勝できればいいですね。

古田島成龍(先発5安打1失点、11奪三振で勝利投手に)

自分にとって社会人最後の大会です。悔いが残らないように、みなさんに恩返しするために、中途半端なことはできないとの思いで臨みました。いまはとにかく、このチームで日本一の景色を見たいと思っています。

沓澤侑輝(2安打+3出塁で勝利に貢献)

9回は絶対に出塁するという気持ちが強かったです。得点に繋がり、勝利に貢献できて良かったです。先制できればうちの投手陣なら、という思いがありました。今後も投手陣を少しでも楽にする展開に持っていきたいです。

田中滉伸(全国大会初出場で2安打)

緊張することなく、落ち着いていつも通りにできたのが良かったです。全国大会初ヒットが嬉しくて、ガッツポーズも出ちゃいました。1年目で出させてもらっているので、新人らしいのびのびしたプレーで頑張ります。

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