日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第48回
社会人野球日本選手権大会2023.11.08~11.19

京セラドーム大阪

添田のタイムリーで先制するも、チャンスをいかせず逆転負け

【2回戦】VS.大阪ガス

11月15日 京セラドーム大阪

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
大阪ガス 0 0 1 2 0 1 0 0 0 4

バッテリー

日本通運
和田、平元、相馬 - 木南
大阪ガス
稲垣 - 高橋

本塁打

大阪ガス
髙波(3回ソロ)

マッチレポート

日本通運は初回から3回までに5安打を放ち、立て続けにチャンスを作った。2回は先頭の沓澤侑輝がヒットで出塁。しかし、続く田中滉伸が送りバントを決められないでいると、沓澤が牽制で刺されてしまう。直後に田中が2塁打を放って出塁したが得点にはつながらなかった。

最大のチャンスは3回で、先頭の木村翔大が2塁打で出塁する。続く添田真海がライト前に弾き返して先制点を奪い、送球のバックホームの間に添田が進塁してノーアウト2塁が続く。稲垣誠也が送りバントを決めてワンアウト3塁となり、打線はクリーンアップへ。しかし、3番・北川利生、4番・森松裕次郎が連続三振となった。結果的にここで追加点を奪えなかったのが痛かった。

先発した和田悠佑がその裏の先頭打者にホームランを許し、同点とされる。これが相手の初安打であり、「先制直後に1安打で1点取られたのも痛かった」(澤村幸明監督)という展開に。さらに3点を追加され、6回を終えて1-4。中盤、終盤にかけて打線は沈黙し、4回以降は散発3安打に抑えられた。「相手投手はカウントが悪くなっても四球を出さず、粘られてしまった」と主将の稲垣は振り返った。

都市対抗のベスト8に及ばず、日本選手権は2回戦敗退となった。今年は選手間ミーティングなどで意見の集約が行われ、意識を共有して戦ってきた。「個々の能力はあると思いますが、勝負強さ、粘り強さがまだまだ足りないです」とは澤村監督の言葉で、この反省点、課題も全選手に共有されている。いかに改善、克服するかが来年のテーマのひとつになる。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

先制点を奪ったあとのチャンスで追加点を取れなかったのが響きました。今年は都市対抗がベスト8、日本選手権は2回戦で敗退となりました。まだまだ力が足りないです。来年こそ優勝するべく、もう一度鍛え直します。

稲垣誠也(主将)

劣勢になると自分たちはまだまだ弱いです。今年は全員が走塁、攻撃、守備を考え、いろんな話を共有して戦ってきました。取り組み方は悪くなかったので、そこは継続し、来年は足りない部分や課題の克服に努めます。

添田真海(副将。大会通算5安打)

勝つために、もっとレベルアップが必要です。また来年、挑戦者の気持ちで頑張ります。個人的には今年1年ウェイトトレーニングに取り組み、体重を約12キロ増やしました。それが長打や打点に繋がったのだと思います。

相馬和磨(抑えで2試合に登板して無失点)

流れを持ってくる投球をしたいと思っていました。より上にいくためには、新しい選手がもっと出てこないといけないです。来年は任された役割をまっとうすることと、若手を引っ張ることを意識してやっていきます。

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